アトムズブログ

2026-09-25 15:05:00

中1理科|光の世界②

中1理科「光の世界②」|東京書籍 p.152~p.158

中学1年生の理科では、前回の「光の世界①」で学んだ光の直進や反射に続いて、光が物質の境界で進む向きを変える屈折について学習します。

さらに、凸レンズを通った光の進み方や、スクリーンにうつる像についても考えます。 この範囲では、言葉だけでなく光の道筋を図で考えることが重要です。

対象:中学1年生・理科
教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」
範囲:p.152~p.158
単元:光の世界②

学習のポイント

  • 光が異なる物質の境界で進む向きを変える現象を屈折という。
  • 光が空気から水などへ進むとき、光の進む向きが変わる。
  • 凸レンズを通った光は、進み方が変化し、光が集まる場所ができる。
  • 凸レンズの中心を通る光は、基本的に直進する。
  • 物体の位置によって、凸レンズによってできる像の大きさや向きが変化する。

目次

  1. 光の屈折
  2. 屈折した光の進み方
  3. 凸レンズと光の進み方
  4. 凸レンズによる像
  5. 重要語句
  6. 一問一答10問
  7. よくある間違い
  8. まとめ

1.光の屈折

光が曲がって見える現象

水の入ったコップに鉛筆などを入れて横から見ると、鉛筆が途中で折れ曲がったように見えることがあります。

これは、鉛筆そのものが曲がったのではありません。 鉛筆から出た光が、水と空気の境界で進む向きを変えるためです。

このように、光が異なる物質の境界で進む向きを変える現象を光の屈折といいます。

テストポイント
光が異なる物質の境界で進む向きを変える
→ 光の屈折

身近な屈折

光の屈折は、身のまわりでも見られます。

  • 水中の物体が実際より浅いところにあるように見える。
  • 水に入れた棒が折れ曲がったように見える。
  • 水面付近の物体の見え方が変わる。

これらには、光が空気と水など、異なる物質の境界を通ることが関係しています。


2.屈折した光の進み方

空気から水へ進む光

光が空気中から水中へ進むとき、境界面で進む向きが変わります。

このとき、光が境界面に対してどのような角度で入るかによって、屈折後の光の進む方向が決まります。

図を読み取る問題では、光がどちらの物質からどちらの物質へ進んでいるかを最初に確認しましょう。

法線を基準に考える

反射のときと同じように、屈折を考えるときにも法線が重要です。

光が境界面に入る点から、境界面に対して垂直な線を引きます。 この線を基準にして、光の進む向きを考えます。

物質によって光の進み方が変わる

光は、空気・水・ガラスなど、異なる物質の中を進むときに進み方が変化します。

そのため、光が一つの物質から別の物質へ移動すると、境界で光の進む向きが変わることがあります。

ポイント
「光が曲がった」のではなく、
異なる物質の境界で光の進む向きが変化したと考えましょう。

反射と屈折の違い

現象 光の動き
反射 物体の表面ではね返る
屈折 異なる物質へ進むとき、進む向きが変わる

3.凸レンズと光の進み方

凸レンズとは

中央部分が厚く、ふちの部分が薄いレンズを凸レンズといいます。

凸レンズには、通った光の進む向きを変え、光を集めるはたらきがあります。

凸レンズを通る光

凸レンズに入った光は、レンズを通過するときに進む方向が変化します。 特に、凸レンズを通った光が集まる場所を考えることが重要です。

凸レンズの中心付近を通る光は、進む方向が大きく変わらず、ほぼ直進すると考えます。

焦点

凸レンズに平行に入ってきた光が、凸レンズを通ったあとに集まる点を焦点といいます。

焦点はレンズの両側にあります。

覚えておこう
凸レンズに平行に入った光
↓
凸レンズを通る
↓
焦点に集まる

焦点距離

凸レンズの中心から焦点までの距離を焦点距離といいます。

凸レンズによる像の問題では、「物体・レンズ・焦点・スクリーン」の位置関係を確認することが重要です。


4.凸レンズによる像

実像とは

凸レンズを通った光が実際に集まってできる像を実像といいます。

実像はスクリーンにうつすことができます。

これは、前回学んだ平面鏡の像との大きな違いです。

像 特徴
実像 光が実際に集まってできる。スクリーンにうつせる。
虚像 実際には光が集まっていない場所に見える。

物体の位置と像の変化

凸レンズでは、物体を置く位置によって、できる像の大きさ・向き・位置が変わります。

特に、物体が焦点より外側にある場合には、スクリーンにうつすことができる実像ができます。

物体とレンズの距離によって、像が大きくなったり小さくなったりします。 そのため、問題では物体が焦点からどれくらい離れているかを確認することが大切です。

凸レンズの作図

凸レンズによる像の作図では、代表的な光の進み方を利用します。

  • レンズの軸に平行に進む光は、レンズを通った後、焦点を通る。
  • レンズの中心付近を通る光は、ほぼ直進する。

この2本の光線を使うことで、像のできる位置を考えることができます。

作図のコツ
① 主軸を確認する
② 焦点の位置を確認する
③ 平行な光と中心を通る光を考える
④ 2本の光線が交わる位置から像を判断する

重要語句

語句 意味
屈折光が異なる物質の境界で進む向きを変える現象
境界面異なる物質が接している面
法線光が当たる点で、境界面に垂直な線
凸レンズ中央が厚く、ふちが薄いレンズ
焦点平行に入った光が凸レンズを通ったあとに集まる点
焦点距離凸レンズの中心から焦点までの距離
実像光が実際に集まってできる像
虚像実際には光が集まっていない場所に見える像
主軸凸レンズの中心を通る基準となる直線
光線光の進む道筋を線で表したもの
平行光線互いに平行に進む光線

一問一答10問

  1. 光が異なる物質の境界で進む向きを変える現象を何という?
  2. 光の屈折を考えるとき、境界面に垂直に引く線を何という?
  3. 中央が厚く、ふちが薄いレンズを何という?
  4. 凸レンズに平行に入った光が、レンズを通ったあとに集まる点を何という?
  5. 凸レンズの中心から焦点までの距離を何という?
  6. 凸レンズを通った光が実際に集まってできる像を何という?
  7. 実像はスクリーンにうつすことができる?
  8. 凸レンズの中心付近を通る光は、どのように進むと考える?
  9. 凸レンズに平行に入った光は、レンズを通ったあとどこを通る?
  10. 凸レンズによる像の大きさや位置は、何によって変化する?

答え・短い解説

  1. 屈折。異なる物質の境界で光の進む向きが変化します。
  2. 法線。境界面に対して垂直に引きます。
  3. 凸レンズ。
  4. 焦点。平行に入った光が集まる点です。
  5. 焦点距離。
  6. 実像。
  7. できる。実像は光が実際に集まってできるため、スクリーンにうつせます。
  8. ほぼ直進する。
  9. 焦点を通ります。
  10. 物体の位置とレンズとの距離などによって変化します。特に焦点との位置関係が重要です。

よくある間違い

① 屈折と反射を混同する

反射は、光が物体の表面ではね返る現象です。

屈折は、光が異なる物質へ進むときに進む向きが変化する現象です。

② 焦点と焦点距離を混同する

焦点=点
焦点距離=レンズの中心から焦点までの距離

この2つは別の用語なので注意しましょう。

③ 実像は「実際に物体がある」と考える

実像は、物体そのものではありません。 光が実際に集まってできる像です。

そのためスクリーンにうつすことができます。

④ 凸レンズの中心を通る光まで大きく曲げる

中学校の学習では、凸レンズの中心付近を通る光はほぼ直進すると考えます。

⑤ 作図で焦点の位置を確認しない

凸レンズの問題では、まずレンズ・主軸・焦点の位置を確認しましょう。 そのうえで光線をかくと、像の位置を考えやすくなります。


まとめ

★ 光の屈折
光が異なる物質の境界で進む向きを変える現象です。

★ 凸レンズ
中央が厚く、ふちが薄いレンズで、光を集めるはたらきがあります。

★ 焦点
凸レンズに平行に入った光が、レンズを通ったあとに集まる点です。

★ 焦点距離
凸レンズの中心から焦点までの距離です。

★ 実像
光が実際に集まってできる像で、スクリーンにうつすことができます。

★ 作図
「平行な光→焦点」「中心付近を通る光→ほぼ直進」を利用して、像のできる位置を考えます。

ATOMS LABでさらに確認しよう

「光の世界②」は、屈折や凸レンズの作図など、図を使って考える問題が重要です。

ATOMS LABでは、学校の授業内容や定期テスト対策につながる理科の学習コンテンツを、さらに確認できるよう準備しています。

※本記事は東京書籍「新編 新しい科学1」の学習範囲を参考に、中学校1年生の定期テスト対策向けに整理したものです。教科書の改訂や学校ごとの進度により、扱う内容・ページが異なる場合があります。

2026-09-25 14:25:00

中1理科|光の世界①

中1理科「光の世界①」|東京書籍 p.138~p.151

中学1年生の理科では、身のまわりにある光について学習します。 この単元では、光がどのように進むのか、鏡に当たるとどうなるのか、鏡にうつる像はどのように見えるのかを考えていきます。

対象:中学1年生・理科
教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」
範囲:p.138~p.151
単元:光の世界①

学習のポイント

  • 光は、同じ物質の中ではまっすぐ進む。
  • 光が物体に当たってはね返る現象を反射という。
  • 反射するとき、入射角と反射角は等しい。
  • 鏡にうつる像は、鏡の後ろにあるように見える。
  • 光の道筋を考えるときは、光線を使って図に表す。

目次

  1. 光の進み方
  2. 光の反射
  3. 鏡にうつる像
  4. 光の道筋を作図する
  5. 重要語句
  6. 一問一答10問
  7. よくある間違い
  8. まとめ

1.光の進み方

光はまっすぐ進む

光は、同じ物質の中では基本的にまっすぐ進みます。 この性質を光の直進といいます。

たとえば、懐中電灯から出た光を遠くから見ると、光がまっすぐ進んでいることを確認できます。

また、光がまっすぐ進む性質は、影ができることとも関係しています。 光をさえぎる物体があると、その後ろには光が届かない部分ができ、影になります。

テストポイント
「光が同じ物質の中をまっすぐ進む」
→ 光の直進

光源とは

自ら光を出している物体を光源といいます。

太陽や電球、ろうそくの炎などは光源です。 一方、月は自ら光を出しているのではなく、太陽の光を反射して明るく見えています。

光線

光の進む道筋を線で表したものを光線といいます。

光の進み方を図で考えるときは、光線を矢印つきの直線で表すことが多くあります。


2.光の反射

光の反射とは

光が物体の表面に当たって、はね返る現象を光の反射といいます。

鏡に光を当てると、光が鏡の表面ではね返ります。 私たちが鏡を見ると自分の姿が見えるのも、光の反射が関係しています。

入射光と反射光

物体の表面に向かって進んでくる光を入射光、物体の表面ではね返った光を反射光といいます。

用語 意味
入射光 物体の表面に向かって進む光
反射光 物体の表面ではね返った光

入射角と反射角

光が鏡などの面に当たるとき、面に垂直な線を基準にして角度を考えます。 この面に垂直な線を法線といいます。

入射光と法線の間の角度を入射角、
反射光と法線の間の角度を反射角といいます。

最重要ポイント
光の反射では、
入射角 = 反射角
となります。

角度は「鏡の面」から測らない

ここは定期テストで特に間違えやすいポイントです。

入射角・反射角は、鏡の面との角度ではなく、法線との角度で考えます。

例えば、光が鏡の面に対して30°の角度で入射した場合、法線との角度は60°です。 したがって、このときの入射角は60°となります。


3.鏡にうつる像

鏡にうつる像

鏡の前に物体を置くと、その物体が鏡の中にあるように見えます。 このように、実際には物体が存在しない場所に見える像を虚像といいます。

平面の鏡にうつる像は、鏡の後ろに物体と同じ距離だけ離れた位置にあるように見えます。

鏡にうつる像の特徴

  • 物体と同じ大きさに見える。
  • 物体と鏡の距離と、像と鏡の距離が等しい。
  • 鏡の面に対して、物体と像は対称な位置にある。
  • 像は鏡の後ろにあるように見える。
覚え方
「鏡の前の物体」と「鏡の後ろに見える像」は、
鏡を境にして同じ距離・同じ大きさと考えます。

なぜ鏡の中に物体があるように見える?

物体から出た光が鏡で反射し、その光が目に入ることで、私たちは物体を見ることができます。

目は、入ってきた光をそのまま直線的に逆方向へ延長した位置から光が来たように感じます。 そのため、鏡の後ろに物体があるように見えます。


4.光の道筋を作図する

反射の作図で大切な3つの線

反射の問題では、次の線を正しくかくことが重要です。

  1. 鏡の面
  2. 法線
  3. 入射光・反射光

法線は、光が当たった点で鏡の面に対して垂直に引きます。

反射光を作図する方法

反射光を求めるときは、まず法線を引きます。 その後、入射角と反射角が等しくなるように反射光をかきます。

定規や分度器を使う場合は、どの線を基準にして角度を測っているかを確認しましょう。

鏡にうつる像の作図

平面鏡にうつる像を作図するときは、物体の各点から鏡の面に垂線を引きます。

そして、鏡の反対側に、鏡から同じ距離になるように点をとります。 これらの点を結ぶことで、像の位置を考えることができます。

作図のポイント
① 鏡の面を確認する
② 鏡に垂直な線を考える
③ 鏡から同じ距離の位置に像をとる
④ 必要な点を結ぶ

重要語句

語句 意味
光源自ら光を出している物体
光の直進光が同じ物質の中をまっすぐ進む性質
光線光の進む道筋を線で表したもの
反射光が物体の表面ではね返る現象
入射光物体の表面に向かって進む光
反射光物体の表面ではね返った光
法線光が当たる点で、面に垂直な線
入射角入射光と法線がつくる角度
反射角反射光と法線がつくる角度
虚像実際には光が集まっていない場所に見える像
平面鏡平らな面をもつ鏡
反射の法則入射角と反射角が等しくなること

一問一答10問

  1. 光が同じ物質の中をまっすぐ進む性質を何という?
  2. 自ら光を出している物体を何という?
  3. 光が物体の表面に当たってはね返る現象を何という?
  4. 物体の表面に向かって進む光を何という?
  5. 物体の表面ではね返った光を何という?
  6. 光が当たる点で、鏡の面に垂直に引いた線を何という?
  7. 入射光と法線がつくる角度を何という?
  8. 反射光と法線がつくる角度を何という?
  9. 反射では、入射角と反射角にはどのような関係がある?
  10. 平面鏡にうつる像は、鏡からどのような位置に見える?

答え・短い解説

  1. 光の直進。同じ物質の中では、光は基本的にまっすぐ進みます。
  2. 光源。太陽や電球などが光源です。
  3. 反射。鏡などの表面で光がはね返る現象です。
  4. 入射光。
  5. 反射光。
  6. 法線。入射角・反射角を考えるときの基準になります。
  7. 入射角。
  8. 反射角。
  9. 入射角と反射角は等しい。これを反射の法則といいます。
  10. 鏡の後ろに、物体と同じ距離だけ離れた位置にあるように見えます。

よくある間違い

① 入射角・反射角を鏡の面から測る

入射角と反射角は、鏡の面ではなく法線から測ります。 ここは作図問題でも特に重要です。

② 入射角と反射角を「光の角度」とだけ覚える

角度を測るときの基準は法線です。 「法線との角度」とセットで覚えましょう。

③ 鏡の中に本当に物体があると考える

鏡の後ろに見える像は、実際にそこに物体があるわけではありません。 鏡で反射した光によって、そこにあるように見えています。

④ 月を光源だと考える

月は自ら光を出しているわけではありません。 太陽の光を反射して明るく見えています。

⑤ 法線を鏡の面と平行に引いてしまう

法線は、光が当たった点で鏡の面に垂直に引きます。


まとめ

★ 光の直進
光は同じ物質の中ではまっすぐ進みます。

★ 光の反射
光が物体の表面ではね返ることを反射といいます。

★ 反射の法則
入射角=反射角です。角度は法線を基準にします。

★ 鏡の像
平面鏡では、物体と同じ大きさの像が、鏡の後ろに物体と同じ距離だけ離れて見えます。

★ 作図
鏡・法線・入射光・反射光の位置関係を正しく考えることが大切です。

ATOMS LABでさらに確認しよう

「光の世界」は、用語を覚えるだけでなく、光線の図や反射の作図を実際に確認することが大切です。

ATOMS LABでは、学校の授業内容や定期テスト対策につながる理科の学習コンテンツを、さらに確認できるよう準備しています。

※本記事は東京書籍「新編 新しい科学1」の学習範囲を参考に、中学校1年生の定期テスト対策向けに整理したものです。教科書の改訂や学校ごとの進度により、扱う内容・ページが異なる場合があります。

2026-09-25 14:03:00

中1理科|物質の姿と状態変化

中1理科「物質の姿と状態変化」|東京書籍 p.115~p.137

中学1年生の理科では、物質が温度などによって固体・液体・気体へと姿を変える「状態変化」について学習します。

この単元では、単に「水が氷になる」という現象を覚えるだけではありません。 状態変化すると体積や質量はどうなるのか、融点・沸点とは何か、そして沸点の違いを利用して混合物を分離する方法まで理解することが大切です。

対象:中学1年生・理科
教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」
範囲:p.115~p.137
単元:単元2 身のまわりの物質/第4章 物質の姿と状態変化

学習のポイント

  • 物質には固体・液体・気体の3つの状態がある。
  • 状態変化では、物質そのものが別の物質に変化するのではなく、物質の状態が変化する。
  • 状態変化では、一般に体積は変化するが質量は変化しない。
  • 融点や沸点は物質の種類によって決まっている。
  • 液体どうしの混合物は、沸点の違いを利用して分離できる。

目次

  1. 物質の状態変化
  2. 状態変化と体積・質量
  3. 状態変化が起こる温度
  4. 混合物の分離と蒸留
  5. 重要語句
  6. よくある間違い
  7. まとめ

1.物質の状態変化

固体・液体・気体

物質は、温度などによって姿を変えることがあります。 水を例にすると、

状態 水の場合 特徴
固体 氷 一定の形を保ちやすい
液体 水 容器に合わせて形が変わる
気体 水蒸気 容器全体に広がる

このように、同じ水でも氷・水・水蒸気という異なる状態になります。 このように、物質の状態が変化することを状態変化といいます。

状態変化は物質そのものが変わったわけではない

氷をとかすと水になります。また、水を冷やすと氷になります。 このとき、どちらも水という同じ物質です。

つまり、状態変化は新しい物質ができる「化学変化」とは違い、物質の状態が変わる変化です。

テスト対策
「氷が水になる」「水が水蒸気になる」は、どちらも状態変化です。

水蒸気と湯気を区別しよう

水を沸騰させたときに白く見えるものを「水蒸気」と考えてしまうことがあります。 しかし、水蒸気そのものは目に見えません。

白く見える湯気は、水蒸気が冷やされてできた細かい水滴です。


2.状態変化と体積・質量

状態変化すると体積は変化する

ロウやエタノールなどを使って調べると、状態変化によって体積が変化することがわかります。

これは、物質をつくっている粒子の並び方や粒子どうしの間隔が変化するためです。

特に気体では、粒子どうしの間隔が大きくなるため、固体や液体に比べて大きな空間を占めます。

質量は変化しない

一方、物質が状態変化しても、密閉された条件では質量は変化しません。

たとえば、固体のロウを液体にしても、ロウそのものがなくなったわけではありません。 粒子の種類や数が変わったわけではないので、質量は変わりません。

重要ポイント
状態変化では、
体積 → 変化する
質量 → 変化しない

粒子のモデルで考える

状態変化を考えるときは、物質を小さな粒子の集まりとして考えると理解しやすくなります。

  • 固体:粒子が規則正しく集まっている。
  • 液体:粒子どうしの位置関係が変化し、動きやすくなる。
  • 気体:粒子どうしの間隔が大きくなり、自由に動き回る。

ただし、状態変化によって粒子そのものが別の物質に変わるわけではありません。


3.状態変化が起こる温度

融点

固体を加熱して液体になるときの温度を融点といいます。

たとえば、氷がとけて水になるときの温度が、水の融点です。

沸点

液体を加熱して沸騰するときの温度を沸点といいます。

物質によって融点や沸点は異なります。 そのため、融点や沸点は物質を区別するときの手がかりになります。

用語 意味
融点 固体が液体に変化するときの温度
沸点 液体が沸騰するときの温度

状態変化中は温度に注目

物質を加熱すると、温度が上昇していきます。 しかし、状態変化が起こっている間は、加えた熱が状態変化に使われるため、温度の変化のしかたが変わります。

テストでは、温度と時間のグラフを読み取る問題にも注意しましょう。

グラフ問題のポイント

  • 横軸・縦軸が何を表しているか確認する。
  • 温度が上昇している部分を見る。
  • 温度がほぼ一定になっている部分を見る。
  • 状態変化が起きている温度を読み取る。

4.混合物の分離と蒸留

混合物とは

2種類以上の物質が混ざり合っているものを混合物といいます。

混合物を分ける方法の一つが、沸点の違いを利用する方法です。

蒸留

液体の混合物を加熱し、沸点の違いを利用して成分を分ける方法を蒸留といいます。

たとえば、水とエタノールの混合物を加熱すると、それぞれの沸点の違いを利用して分離することができます。

実験では、出てきた気体を冷やして液体として集め、その性質を調べます。

蒸留の流れ
① 混合物を加熱する
↓
② 沸点の低い物質などが先に気体になりやすい
↓
③ 気体を冷やして液体に戻す
↓
④ 液体として集める

混合物には一定の沸点がない

純粋な物質では、物質の種類によって決まった沸点があります。 一方、混合物では複数の物質が含まれているため、一定の沸点を示すとは限りません。

ここが「純粋な物質」と「混合物」を考えるときの重要なポイントです。

蒸留は身近なところでも利用されている

蒸留は、実験室だけで使われる方法ではありません。 石油などの混合物を成分ごとに分けるときにも、沸点の違いを利用した分離が行われています。東京書籍の指導資料でも、石油の分留などが蒸留の利用例として扱われています。


重要語句

語句 意味
状態変化物質の状態が固体・液体・気体の間で変化すること
固体一定の形を保ちやすい状態
液体容器に合わせて形が変わる状態
気体容器全体に広がる状態
融点固体が液体に変化するときの温度
沸点液体が沸騰するときの温度
沸騰液体の内部からも気体が発生する現象
混合物2種類以上の物質が混ざり合ったもの
蒸留沸点の違いを利用して混合物を分離する方法
水蒸気気体の状態の水
湯気水蒸気が冷やされてできた細かい水滴
粒子物質をつくっている小さな粒として考えたもの

一問一答10問

  1. 物質が固体・液体・気体の間で姿を変えることを何という?
  2. 水の固体の状態を何という?
  3. 固体が液体に変化するときの温度を何という?
  4. 液体が沸騰するときの温度を何という?
  5. 状態変化によって体積は変化する?しない?
  6. 状態変化によって、物質の質量は変化する?しない?
  7. 2種類以上の物質が混ざり合ったものを何という?
  8. 沸点の違いを利用して混合物を分離する方法を何という?
  9. 目に見えない気体の状態の水を何という?
  10. 白く見える湯気は何が冷やされてできたもの?

答え・短い解説

  1. 状態変化。物質の状態が変化することです。
  2. 氷。水が固体になった状態です。
  3. 融点。固体から液体へ変化するときの温度です。
  4. 沸点。液体が沸騰するときの温度です。
  5. 変化する。粒子の並び方や間隔が変わるため、体積は変化します。
  6. 変化しない。状態が変わっても、物質そのものがなくなったわけではありません。
  7. 混合物。
  8. 蒸留。それぞれの物質の沸点の違いを利用します。
  9. 水蒸気。水の気体の状態です。
  10. 水蒸気。水蒸気が冷やされ、細かい水滴になったものが湯気です。

よくある間違い

①「状態変化=別の物質になる」と考える

氷が水になるのは、別の物質ができたわけではありません。 同じ水の状態が変化しただけです。

②「状態変化すると質量も変わる」と考える

状態変化では、体積は変化しますが、質量は変化しません。 「体積は変わる・質量は変わらない」と覚えましょう。

③ 水蒸気と湯気を同じものだと考える

水蒸気は気体なので目に見えません。 白く見える湯気は、水蒸気が冷やされてできた細かい水滴です。

④ 融点と沸点を逆にする

融点=固体→液体
沸点=液体が沸騰

「氷がとける温度=融点」と関連づけて覚えると整理しやすくなります。

⑤ 蒸留を「ろ過」と混同する

ろ過は、液体と固体などを粒子の大きさの違いを利用して分ける方法です。

一方、蒸留は沸点の違いを利用します。


まとめ

★ 物質の状態
物質には、固体・液体・気体の状態があります。

★ 状態変化
物質の状態が変化することを状態変化といいます。

★ 体積と質量
状態変化すると体積は変化しますが、質量は変化しません。

★ 融点・沸点
固体が液体になるときの温度が融点、液体が沸騰するときの温度が沸点です。

★ 蒸留
混合物は、物質ごとの沸点の違いを利用して分離できます。

ATOMS LABでさらに確認しよう

「物質の姿と状態変化」は、言葉だけでなく、温度変化のグラフや粒子のモデルと一緒に考えると理解しやすくなります。

ATOMS LABでは、学校の授業や定期テスト対策につながる理科の学習を、さらに確認できるコンテンツを準備しています。

※本記事は東京書籍「新編 新しい科学1」の学習範囲を参考に、中学校1年生の定期テスト対策向けに整理したものです。教科書の改訂や学校ごとの進度により、扱うページ・内容が異なる場合があります。

2026-09-24 18:11:00

中1英語|Unit 4

中1英語|Unit 4 Friends in New Zealand

対象:中学1年生
教科書:東京書籍 NEW HORIZON English Course 1
範囲:p.43~49
単元:Unit 4 Friends in New Zealand

学習のポイント

Unit 4では、ニュージーランドの友達との交流を題材に、数・時刻・ものについてたずねる表現や、相手に「~しよう」「~してください」と伝える命令文を学びます。

  • How many ~?で「いくつ・何匹」と数をたずねる
  • What time ~?で「何時」と時刻をたずねる
  • What+名詞 ~?で「何の~・どんな~」とたずねる
  • Come ~. / Be ~. / Don't ~.などの命令文を理解する

目次

① How many ~?「いくつ・何匹?」

How many ~?は、「いくつ?」「何人?」「何匹?」など、数をたずねるときに使います。

How many + 複数形の名詞 + do you ~?

例えば、「あなたは何匹の犬を飼っていますか」とたずねるなら、

How many dogs do you have?

となります。

答えるときは、数を使って答えます。

How many dogs do you have?
→ I have three dogs.

ポイント① manyの後ろは複数形

「3匹の犬」なら three dogs のように、名詞を複数形にします。

× How many dog do you have?
○ How many dogs do you have?

ポイント② How manyは「数」を聞く

「何時?」ではなく、「いくつ・何人・何匹?」と数を聞く表現です。

② What time ~?「何時?」

What time ~?は、「何時に~しますか」「何時ですか」のように、時刻をたずねるときに使います。

What time + 疑問文?

例えば、

What time do you get up?

なら、「あなたは何時に起きますか」という意味です。

答えは、

I get up at seven.
私は7時に起きます。

atを忘れないようにしよう

「~時に」と時刻を表すときには、基本的にatを使います。

○ I get up at seven.
× I get up seven.

③ What+名詞 ~?「何の~?」

What+名詞の形では、「何の~?」「どんな~?」など、具体的なものについてたずねることができます。

例えば、

What sport do you play?

なら、「あなたは何のスポーツをしますか」という意味になります。

ここで大切なのは、Whatのすぐ後ろに名詞がくることです。

表現 意味
What time 何時
What sport 何のスポーツ
What color 何色

④ 命令文を使おう

命令文は、相手に「~しなさい」「~してください」のように、行動をうながすときに使います。

① 動詞の原形から始める

一般動詞を使った命令文では、文の最初に動詞の原形を置きます。

Come here.
ここに来てください。

「あなたは来ます」という普通の文とは形が違います。

You come here. → Come here.

② Beから始まる命令文

be動詞の命令文では、Be+形容詞などの形を使います。

Be careful.
気をつけて。

③ Don'tを使った否定の命令文

「~してはいけません」「~しないで」と言うときは、Don't+動詞の原形を使います。

Don't run.
走らないで。

「Don'tの後ろは動詞の原形」という点を覚えておきましょう。

⑤ Key Sentenceのポイント

表現 意味・ポイント
How many ~? 数をたずねる
What time ~? 時刻をたずねる
What+名詞 ~? 何の~・どんな~とたずねる
動詞の原形 ~. ~しなさい・~してください
Don't+動詞の原形. ~しないで・~してはいけない

⑥ 重要語句

英語 意味
New Zealandニュージーランド
friend友達
school学校
morning朝、午前
afternoon午後
sportスポーツ
soccerサッカー
animal動物
rabbitウサギ
puppy子犬
visit訪問する
playする、遊ぶ
have持っている、飼っている
time時刻、時間
today今日

⑦ 一問一答10問

  1. 「あなたは何匹の犬を飼っていますか」を英語で表すと?
  2. 「何時に起きますか」を英語で表すと?
  3. 「何のスポーツをしますか」を英語で表すと?
  4. How manyの後ろにくる名詞は単数形・複数形のどちら?
  5. 「7時に」を英語で表すと?
  6. 「ここに来てください」を英語で表すと?
  7. 「気をつけて」を英語で表すと?
  8. 「走らないで」を英語で表すと?
  9. Don'tの後ろには動詞の何形を置く?
  10. What timeは何をたずねる表現?

答え・短い解説

  1. How many dogs do you have?
    How many+複数形で「何匹・いくつ」と数をたずねます。
  2. What time do you get up?
    What timeは時刻をたずねる表現です。
  3. What sport do you play?
    What+名詞で、具体的なものについてたずねます。
  4. 複数形
    How many dogsのように、manyの後ろの名詞は複数形にします。
  5. at seven
    「~時に」という時刻にはatを使います。
  6. Come here.
    命令文では動詞の原形から始めます。
  7. Be careful.
    be動詞の命令文ではBeから始めます。
  8. Don't run.
    Don't+動詞の原形で「~しないで」を表します。
  9. 原形
    Don't run、Don't playのように、動詞は原形にします。
  10. 時刻
    What time ~?は「何時に~?」など、時刻をたずねる表現です。

⑧ よくある間違い

間違い① How manyの後ろを単数形にする

× How many dog do you have?

○ How many dogs do you have?

many=数が多いというイメージから、後ろの名詞は複数形と覚えましょう。

間違い② What many ~?としてしまう

「いくつ?」はHow many ~?です。

× What many books do you have?
○ How many books do you have?

間違い③ What timeの後ろの語順を間違える

「あなたは何時に起きますか」は、

What time do you get up?

となります。

疑問詞の後ろを、普通の文の語順のままにしないことがポイントです。

間違い④ Don'tの後ろを過去形・三単現にする

× Don't runs.
○ Don't run.

命令文では、Don't+動詞の原形を基本として覚えましょう。

間違い⑤ 「何のスポーツ」と「何時」を混同する

What sport=何のスポーツ
What time=何時

Whatの後ろにくる名詞によって、たずねている内容が変わります。

⑨ まとめ

Unit 4では、疑問詞を使って「数」「時刻」「具体的なもの」をたずねる表現と、命令文を学びます。

覚える表現 意味
How many ~? いくつ?何匹?
What time ~? 何時?
What+名詞 ~? 何の~?どんな~?
Come ~. 来てください
Be ~. ~してください/~でいて
Don't ~. ~しないで

定期テストでは、「日本語を見て英文を書く問題」「語順整序」「疑問詞の選択」「命令文への書き換え」などを意識して練習しましょう。

⑩ ATOMS LAB

Unit 4をもっと練習したい人へ

ATOMS LABでは、学校の教科書内容に合わせた英語学習コンテンツを準備しています。

How many ~?、What time ~?、What+名詞 ~?、命令文など、Unit 4の重要表現を繰り返し練習して、定期テストに備えましょう。

2026-09-24 17:46:00

中1理科|気体の性質

中1理科「気体の性質」|気体の種類と見分け方を覚えよう

対象学年:中学1年生

教科:理科

教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」

学習範囲:p.91〜100「気体の性質」


学習のポイント

私たちの身の回りには、空気をはじめとして、酸素・二酸化炭素・水素など、さまざまな気体があります。

気体は見た目だけでは区別しにくいため、色・におい・水へのとけ方・燃え方・他の物質との反応などの性質を利用して調べます。

  • 気体にはそれぞれ特徴的な性質があることを理解する。
  • 酸素・二酸化炭素・水素などの性質を覚える。
  • 気体を調べるための実験方法と結果を結びつける。
  • 「気体の性質」から、どの気体なのかを判断できるようにする。

目次

  1. 気体にはどんな性質がある?
  2. 酸素の性質
  3. 二酸化炭素の性質
  4. 水素の性質
  5. 窒素の性質
  6. 空気の成分
  7. 気体を見分ける方法
  8. 重要語句
  9. 一問一答10問
  10. よくある間違い
  11. まとめ

1.気体にはどんな性質がある?

気体は、液体や固体と違って、決まった形や体積をもちません。

容器に入れると、容器いっぱいに広がるという特徴があります。

また、気体には種類によって異なる性質があります。

例えば、酸素はものを燃やすはたらきを助けます。一方、二酸化炭素にはものを燃やすはたらきを助けない性質があります。

このような性質の違いを利用することで、気体の種類を調べることができます。

気体を調べるときのポイント
・色
・におい
・水へのとけ方
・燃え方
・石灰水などとの反応
・火のついた線香などへの反応

ただし、実験では気体のにおいを直接かぐのは危険です。安全に実験するため、においを調べる場合も、手であおいで少量の気体を鼻に近づけるなど、正しい方法で行います。

2.酸素の性質

酸素は、空気中にも含まれている気体です。

酸素には次のような性質があります。

  • 無色である。
  • においがない。
  • ものを燃やすはたらきを助ける。
  • 水にとけにくい。

酸素を調べる方法

酸素の入った集気びんの中に、火のついた線香などを入れると、燃焼が激しくなることがあります。

このことから、酸素にはものを燃やすはたらきを助ける性質があることがわかります。

酸素のポイント
「酸素そのものが燃える」のではなく、ものが燃えるのを助ける気体です。

3.二酸化炭素の性質

二酸化炭素は、私たちが息をはくときにも出てくる気体です。

二酸化炭素には次のような性質があります。

  • 無色である。
  • 水に少しとける。
  • ものを燃やすはたらきを助けない。
  • 石灰水を白くにごらせる。

二酸化炭素を調べる方法

二酸化炭素を石灰水に通すと、石灰水が白くにごります。

これは二酸化炭素を確認する代表的な実験です。

二酸化炭素 + 石灰水
↓
石灰水が白くにごる

また、二酸化炭素の中に火のついたろうそくなどを入れると、火が消えます。

テストで重要!
「石灰水を白くにごらせる気体」
→ 二酸化炭素

4.水素の性質

水素は、非常に軽い気体です。

水素には次のような性質があります。

  • 無色である。
  • においがない。
  • 水にとけにくい。
  • 非常に軽い。
  • 燃える。

水素を調べる方法

水素に火を近づけると、燃焼します。

水素と酸素が反応すると、水ができます。

水素は燃える気体なので、実験では火の扱いに十分注意する必要があります。

注意
水素は燃えやすい気体です。実験では、先生の指示に従い、安全に取り扱います。

5.窒素の性質

窒素は、空気の中に最も多く含まれている気体です。

  • 無色である。
  • においがない。
  • ものを燃やすはたらきを助けない。
  • 空気中に多く含まれている。

空気の約5分の4は窒素です。

酸素と比べて、ものを燃やすはたらきがないことが重要です。

6.空気の成分

空気は、1種類の気体だけでできているわけではありません。

主に窒素と酸素などが混ざっています。

空気の主な成分

窒素:約78%
酸素:約21%
その他:約1%

「空気=酸素」ではないことに注意しましょう。

空気中には酸素も含まれていますが、最も多く含まれているのは窒素です。

7.気体を見分ける方法

気体の種類を調べるときは、1つの性質だけで判断するのではなく、実験結果を組み合わせて考えることが大切です。

気体 特徴 確認方法
酸素 ものを燃やすはたらきを助ける 火のついた線香などが激しく燃える
二酸化炭素 ものを燃やすはたらきを助けない 石灰水が白くにごる
水素 燃える・非常に軽い 火を近づけると燃える
窒素 空気中に多く含まれる ものを燃やすはたらきを助けない

例えば、「石灰水が白くにごった」という結果が得られたら、二酸化炭素が含まれている可能性が高いと考えられます。

このように、実験結果 → 気体の性質 → 気体の種類という順番で考えましょう。

8.重要語句

重要語句 意味・ポイント
酸素 ものを燃やすはたらきを助ける気体。
二酸化炭素 石灰水を白くにごらせる気体。
水素 非常に軽く、燃える気体。
窒素 空気中に最も多く含まれる気体。
石灰水 二酸化炭素を通すと白くにごる液体。
集気びん 発生した気体を集めるために使う器具。
気体 一定の形や体積をもたず、容器いっぱいに広がる状態。
燃焼 物質が酸素と反応して、熱や光を出す現象。
水へのとけ方 気体によって水へのとけやすさが異なる。
空気 窒素や酸素など、複数の気体が混ざったもの。

9.一問一答10問

  1. 空気中に最も多く含まれている気体は何ですか。
  2. ものを燃やすはたらきを助ける気体は何ですか。
  3. 二酸化炭素を石灰水に通すと、石灰水はどうなりますか。
  4. 非常に軽く、燃える気体は何ですか。
  5. 酸素の中に火のついた線香を入れると、燃え方はどうなりますか。
  6. 二酸化炭素の中に火のついたろうそくを入れると、火はどうなりますか。
  7. 空気中に約21%含まれている気体は何ですか。
  8. 気体を見分けるとき、色やにおい以外にどのような性質を利用しますか。
  9. 空気は1種類の気体だけでできていますか。
  10. 気体を調べるとき、実験結果から気体の種類を判断することが大切なのはなぜですか。

9-1.答え・短い解説

  1. 窒素。空気の約78%を占めています。
  2. 酸素。ものが燃えるのを助ける性質があります。
  3. 白くにごる。二酸化炭素を確認する代表的な方法です。
  4. 水素。水素は非常に軽く、燃える性質があります。
  5. 激しく燃える。酸素にはものを燃やすはたらきを助ける性質があります。
  6. 消える。二酸化炭素はものを燃やすはたらきを助けません。
  7. 酸素。空気の約21%を占めています。
  8. 水へのとけ方や燃え方、他の物質との反応など。気体ごとに性質が異なるため、見分ける手がかりになります。
  9. いいえ。窒素や酸素など、複数の気体が混ざっています。
  10. 気体は見た目だけでは区別しにくいため、実験によって性質を調べることで種類を判断できます。

10.よくある間違い

①「酸素は燃える気体」と考えてしまう

酸素は、ものが燃えるのを助ける気体です。

「酸素自身が燃える」と覚えないようにしましょう。

② 二酸化炭素と酸素の性質を混同する

酸素 → 燃焼を助ける

二酸化炭素 → 燃焼を助けない・石灰水を白くにごらせる

この違いは定期テストでも確認しておきたいポイントです。

③ 空気=酸素だと思ってしまう

空気はさまざまな気体が混ざったものです。

最も多いのは窒素で、酸素は約21%です。

④ 水素と二酸化炭素の性質を混同する

水素 → 燃える

二酸化炭素 → 燃焼を助けない

水素は火を近づける実験、二酸化炭素は石灰水の変化など、それぞれの確認方法とセットで覚えましょう。

⑤ 実験結果を覚えるだけになる

「石灰水が白くにごった」→「二酸化炭素」のように、実験結果と気体の性質を結びつけることが重要です。

11.まとめ

「気体の性質」では、気体の名前だけでなく、それぞれの特徴と確認方法をセットで覚えることが大切です。

特に覚えたい4つの気体

酸素:ものを燃やすはたらきを助ける
二酸化炭素:石灰水を白くにごらせる
水素:非常に軽く、燃える
窒素:空気中に最も多く含まれる

定期テストでは、単に「酸素=O₂」といった知識だけでなく、「この実験結果から何の気体だと考えられるか」という問題にも対応できるようにしておきましょう。

実験では、気体の性質を確認するとともに、火や薬品を扱う場合には安全に十分注意することも大切です。

ATOMS LABでさらに学習しよう

学習塾アトムズでは、学校の授業内容に合わせた定期テスト対策をサポートしています。

「気体の名前は覚えたけれど、実験問題になると分からない」という人は、気体の性質と確認方法をセットにして復習しましょう。

ATOMS LAB
気体の性質・実験方法・重要語句を繰り返し確認して、定期テストに備えましょう。
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