中1英語|Unit 8
東京書籍 中1英語 Unit 8「School Life in the U.S.」
対象学年:中学1年生
教科書:東京書籍 NEW HORIZON English Course 1
学習範囲:Unit 8 p.91~98
学習のポイント
- canを使って「~できる」という表現を理解する。
- canを使った肯定文・否定文・疑問文を使い分ける。
- Can you ~?を使って、相手に「~できますか」とたずねる表現を身につける。
- アメリカの学校生活に関する表現や単語を覚える。
- 「できること・できないこと」を英語で表現できるようにする。
目次
Unit 8の内容
Unit 8では、アメリカの学校生活を題材にしながら、 「~することができる」という表現を学びます。
このUnitで特に重要なのがcanです。 canは「~できる」という意味を表し、英語では「能力」や「可能」を表現するときによく使われます。
例えば、「私は泳ぐことができます」は、 I can swim.と表現できます。
canを使った文では、一般動詞の形や疑問文の作り方に特徴があります。 定期テストでも重要なポイントなので、文の形をしっかり覚えましょう。
canの基本
canは「~できる」という意味を表す助動詞です。
canを使った肯定文
基本の形は次の通りです。
主語 + can + 動詞の原形 ~.
例えば、次のように使います。
- I can swim.
私は泳ぐことができます。 - You can play tennis.
あなたはテニスをすることができます。 - She can speak English.
彼女は英語を話すことができます。
canの後ろは動詞の原形
canを使うときに特に注意したいのが、 canの後ろには動詞の原形を置くことです。
× She can speaks English.
○ She can speak English.
主語がheやsheの場合でも、canの後ろの動詞に-sはつけません。
He can play soccer.
She can play soccer.
どちらも「彼は/彼女はサッカーをすることができます」です。
canの否定文
「~できない」と言うときは、cannotまたはcan'tを使います。
基本の形
主語 + cannot + 動詞の原形 ~.
例えば、次のように表します。
- I cannot swim.
私は泳ぐことができません。 - I can't swim.
私は泳ぐことができません。 - She can't play tennis.
彼女はテニスをすることができません。
cannot=can'tと考えてよいですが、 can'tはcannotの短縮形です。
don'tを使わない
canの否定文では、don't / doesn'tを使いません。
× I don't can swim.
○ I can't swim.
can自体に「~できる」という意味があるので、 否定するときはcan+notの形にします。
canの疑問文
「~できますか」とたずねるときは、Canを文の最初に置きます。
Can + 主語 + 動詞の原形 ~?
例えば、次のように使います。
- Can you swim?
あなたは泳ぐことができますか。 - Can she play tennis?
彼女はテニスをすることができますか。 - Can he speak English?
彼は英語を話すことができますか。
Can you ~?
Can you ~?は「あなたは~できますか」と、 相手が何かをすることができるかたずねる表現です。
例えば、
Can you play the piano?
あなたはピアノを弾くことができますか。
のように使います。
Can you ~?への答え方
Canで始まる疑問文には、Yes / Noで答えます。
「はい」と答える場合
Can you swim?
Yes, I can.
「はい、できます」という意味です。
「いいえ」と答える場合
Can you swim?
No, I can't.
「いいえ、できません」という意味です。
主語に注意
質問がCan you ~?なら、答えはYes, I can. / No, I can't.となります。
質問と答えで主語が変わることに注意しましょう。
| 質問 | 答え |
|---|---|
| Can you swim? | Yes, I can. |
| Can he play tennis? | Yes, he can. |
| Can she speak English? | No, she can't. |
重要語句
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| school | 学校 |
| student | 生徒 |
| class | 授業、クラス |
| school life | 学校生活 |
| club | クラブ、部活動 |
| practice | 練習する |
| play | ~をする、~を演奏する |
| speak | 話す |
| sing | 歌う |
| dance | 踊る |
| cook | 料理する |
| draw | 絵を描く |
| use | 使う |
| join | 参加する |
| popular | 人気のある |
| favorite | お気に入りの |
| American | アメリカの、アメリカ人 |
| together | 一緒に |
| different | 異なる、違った |
一問一答10問
- 「私は泳ぐことができます。」を英語にすると?
- 「~できる」を表す助動詞は何ですか?
- canの後ろに置く動詞はどのような形ですか?
- 「私は英語を話すことができません。」を英語にすると?
- 「あなたはテニスをすることができますか。」を英語にすると?
- 「はい、できます。」を英語にすると?
- 「いいえ、できません。」を英語にすると?
- 「彼女はピアノを弾くことができます。」を英語にすると?
- 「学校生活」を英語で何と言いますか?
- 「一緒に」を英語で何と言いますか?
答え・短い解説
- I can swim.
canの後ろは動詞の原形です。 - can
「~できる」という意味を表します。 - 動詞の原形
can plays、can swimmingなどにはしません。 - I can't speak English.
「~できない」はcan'tを使います。 - Can you play tennis?
Canを文の最初に置きます。 - Yes, I can.
canでたずねられたらcanで答えます。 - No, I can't.
「できません」はcan'tを使います。 - She can play the piano.
主語がSheでもcanの後ろはplayのままです。 - school life
「学校生活」という意味です。 - together
「一緒に」という意味です。
よくある間違い
① canの後ろに「-s」をつける
× She can plays tennis.
○ She can play tennis.
canの後ろは、主語がheやsheでも動詞の原形です。
② canの後ろを-ing形にする
× I can swimming.
○ I can swim.
canの後ろには動詞の原形を置きます。
③ canの疑問文でDoを使う
× Do you can swim?
○ Can you swim?
canを使った疑問文では、canを文の最初に置きます。
④ canの否定文でdon'tを使う
× I don't can swim.
○ I can't swim.
「~できない」はcannot / can'tを使います。
⑤ 疑問文と答えで主語をそのままにする
Can you play tennis?
× Yes, you can.
○ Yes, I can.
自分について答えるので、youではなくIになります。
まとめ
Unit 8で特に重要なのは、canを使った文です。
肯定文
主語 + can + 動詞の原形 ~.
「~することができます」
否定文
主語 + cannot / can't + 動詞の原形 ~.
「~することができません」
疑問文
Can + 主語 + 動詞の原形 ~?
「~することができますか」
答え方
Yes, 主語+can.
No, 主語+can't.
特に覚えておきたいのは、canの後ろは必ず動詞の原形というルールです。 「can+動詞の原形」をセットで覚えると、肯定文・否定文・疑問文を作りやすくなります。
また、Unit 8ではアメリカの学校生活に関する表現も登場します。 教科書の本文を音読しながら、単語だけでなく文の形ごと覚えることを意識しましょう。
※本ページは東京書籍『NEW HORIZON English Course 1』Unit 8の学習内容をもとに、定期テスト対策向けに整理したものです。教科書本文の転載ではありません。
更新日:2026年10月20日
確認:学習塾アトムズ
中1英語|Unit 7
東京書籍 中1英語 Unit 7「An Online Tour of the U.K.」
対象学年:中学1年生
教科書:東京書籍 NEW HORIZON English Course 1
学習範囲:Unit 7 p.81~88
学習のポイント
- 現在進行形を使って、「今~しています」と表現できるようにする。
- 現在進行形の肯定文・疑問文・否定文を使い分ける。
- What / Howを使った感嘆文で、「なんて~なんだ!」と驚きや感動を表現する。
- イギリスの観光地や文化に関する英語表現を覚える。
目次
Unit 7の内容
Unit 7のタイトルは「An Online Tour of the U.K.」です。 オンラインツアーを通して、イギリスのさまざまな場所や文化について学びます。
英語の学習では、「今、何をしているのか」を表す現在進行形と、 「なんて~なんだ!」という驚きや感動を表す感嘆文が重要です。
定期テストでは、現在形と現在進行形の違い、be動詞の使い分け、 動詞に-ingをつけるときの形、疑問文・否定文などがポイントになります。
現在進行形
現在進行形は、「今~しています」という意味を表します。
基本の形:
be動詞 + 動詞の-ing形
例えば、次のように表します。
- I am watching TV.
私はテレビを見ています。 - She is studying English.
彼女は英語を勉強しています。 - They are playing tennis.
彼らはテニスをしています。
be動詞の使い分け
| 主語 | be動詞 | 例 |
|---|---|---|
| I | am | I am studying. |
| You / We / They | are | They are studying. |
| He / She / It | is | She is studying. |
現在形との違い
現在形は、習慣や普段していることなどを表します。 一方、現在進行形は「今まさにしていること」を表します。
I play tennis.
→ 私はテニスをします。
I am playing tennis.
→ 私はテニスをしています。
「普段のこと」なのか「今していること」なのかを考えることが大切です。
動詞に-ingをつけるとき
基本的には動詞の後ろに-ingをつけます。
- play → playing
- watch → watching
- study → studying
- talk → talking
ただし、動詞によってつづりが変化する場合があります。
- come → coming
- make → making
- run → running
学校のテストでは、be動詞+動詞-ingの形を正しく書けるか確認しましょう。
現在進行形の疑問文・否定文
疑問文
現在進行形の文を疑問文にするときは、be動詞を主語の前に出します。
You are studying English.
↓
Are you studying English?
あなたは英語を勉強していますか。
答え方は次のようになります。
- Yes, I am.
- No, I'm not.
「何をしていますか」とたずねる
「何をしていますか」とたずねるときは、Whatを使います。
What are you doing?
あなたは何をしていますか。
答えるときは、現在進行形を使います。
I am studying English.
私は英語を勉強しています。
否定文
「~していません」と言う場合は、be動詞の後ろにnotを置きます。
I am watching TV.
↓
I am not watching TV.
現在進行形では、一般動詞の前にdon't / doesn'tを置くのではなく、 be動詞の後ろにnotを置くことに注意しましょう。
感嘆文
Unit 7では、驚きや感動を表す感嘆文も学びます。 日本語の「なんて~なんだ!」に近い表現です。
Howを使う感嘆文
形容詞や副詞について「なんて~なんだ!」と強く表現するときは、 Howを使います。
How + 形容詞・副詞 + 主語 + 動詞!
例えば、次のように使います。
- How beautiful!
なんて美しいのでしょう! - How interesting!
なんておもしろいのでしょう! - How kind you are!
あなたはなんて親切なのでしょう!
Whatを使う感嘆文
「なんて~な○○なんだ!」と名詞を含めて表す場合は、 Whatを使います。
What + a/an + 形容詞 + 名詞!
- What a nice bag!
なんてすてきなバッグでしょう! - What a big city!
なんて大きな都市でしょう! - What a cute kitty!
なんてかわいい子猫でしょう!
HowとWhatの使い分け
| 使う語 | 基本の形 | 例 |
|---|---|---|
| How | How+形容詞・副詞+主語+動詞! | How beautiful! |
| What | What+a/an+形容詞+名詞! | What a beautiful city! |
名詞があるかどうかを確認すると、HowとWhatを判断しやすくなります。
重要語句
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| tomorrow | 明日 |
| plan | 計画、予定 |
| free | 暇な、自由な |
| mean | ~を意味する |
| forward | 前へ |
| sound like | ~のように思える |
| look forward to | ~を楽しみにする |
| market | 市場 |
| souvenir | お土産 |
| place | 場所 |
| appear | 現れる |
| people | 人々 |
| travel | 旅行する |
| angry | 怒った |
| palace | 宮殿 |
| exciting | わくわくさせる |
| late | 遅れて |
| London | ロンドン |
| Welcome to ~ | ~へようこそ |
| What's up? | どうしたの? |
一問一答10問
- 「私はテレビを見ています。」を英語にすると?
- 現在進行形の基本の形は「be動詞+何」ですか?
- 「あなたは英語を勉強していますか。」を英語にすると?
- 「はい、しています。」を英語にすると?
- 「私はテレビを見ていません。」を英語にすると?
- 「あなたは何をしていますか。」を英語にすると?
- 「なんて美しいのでしょう!」をHowを使って英語にすると?
- 「なんてすてきなバッグでしょう!」をWhatを使って英語にすると?
- 「明日」を英語で何と言いますか?
- 「~を楽しみにする」を表す重要表現は何ですか?
答え・短い解説
- I am watching TV.
「am+watching」で現在進行形。 - 動詞の-ing形
「be動詞+動詞-ing」が基本です。 - Are you studying English?
疑問文ではbe動詞を主語の前に置きます。 - Yes, I am.
現在進行形のbe動詞を使って答えます。 - I am not watching TV.
否定文ではbe動詞の後ろにnotを置きます。 - What are you doing?
「何を~していますか」はWhat+現在進行形。 - How beautiful!
How+形容詞で感嘆を表します。 - What a nice bag!
What+a+形容詞+名詞の形です。 - tomorrow
「明日」という意味です。 - look forward to
「~を楽しみにする」という意味です。
よくある間違い
① be動詞を忘れる
× I watching TV.
○ I am watching TV.
現在進行形では、be動詞+動詞-ingが必要です。
② be動詞を間違える
× She are studying.
○ She is studying.
主語がhe・she・itなどのときはisを使います。
③ 疑問文でbe動詞を動かさない
× You are studying English?
○ Are you studying English?
現在進行形の疑問文では、be動詞を主語の前に置きます。
④ 感嘆文でHowとWhatを混同する
Howは形容詞・副詞に注目し、Whatは名詞を含む形に注目しましょう。
How beautiful!
What a beautiful city!
⑤ look forward to の後ろを間違える
look forward toの「to」は、この表現では前置詞です。 そのため、後ろには名詞などが続きます。
まとめ
Unit 7で特に重要なのは、現在進行形と感嘆文です。
現在進行形
be動詞 + 動詞-ing
「今~しています」
現在進行形の疑問文
Be動詞 + 主語 + 動詞-ing ~?
「~していますか」
現在進行形の否定文
主語 + be動詞 + not + 動詞-ing ~.
「~していません」
Howの感嘆文
How + 形容詞・副詞 + 主語 + 動詞!
Whatの感嘆文
What + a/an + 形容詞 + 名詞!
定期テストでは、まず「be動詞+ing」を正確に作れるようにしましょう。 そのうえで、疑問文・否定文への書き換え、HowとWhatの感嘆文を練習すると、 Unit 7の重要ポイントを整理できます。
※本ページは東京書籍『NEW HORIZON English Course 1』Unit 7の学習内容をもとに、定期テスト対策向けに整理したものです。教科書本文の転載ではありません。
更新日:2026年10月20日
確認:学習塾アトムズ
ハロウィン2026
ハロウィン2026.pdf (2.9MB)
中1理科|地層から読み取る大地の変化
中1理科「地層から読み取る大地の変化」
対象学年:中学1年生
教科書:東京書籍
学習範囲:p219~241「地層から読み取る大地の変化」
学習のポイント
- 地層がどのようにしてできるのかを理解する。
- れき・砂・泥などの粒の大きさと、地層ができた環境との関係を理解する。
- 地層に含まれる化石から、地層ができた年代や当時の環境を読み取る。
- 地層や岩石を調べることで、大地が長い時間をかけて変化してきたことを理解する。
- 示準化石と示相化石の違いを整理する。
目次
- 1.地層とは何か
- 2.地層のでき方
- 3.れき・砂・泥の積もり方
- 4.化石からわかること
- 5.示準化石と示相化石
- 6.地層から読み取る大地の歴史
- 7.重要語句
- 8.一問一答10問
- 9.答え・短い解説
- 10.よくある間違い
- 11.まとめ
1.地層とは何か
地面の下には、砂や泥、れきなどが積み重なってできた層が見られることがあります。 このような層を地層といいます。
地層は、一度にできるものではありません。 長い時間をかけて、土砂などが運ばれて積もり、それが固まることでつくられます。
地層を観察すると、粒の大きさや種類、化石などから、その地層ができた当時の環境や大地の変化を考えることができます。
地層をつくる主なもの
- れき……比較的大きな粒。
- 砂……れきより小さな粒。
- 泥……非常に細かい粒。
2.地層のでき方
山などが風化してできた岩石のかけらは、雨や川の流れなどによって運ばれます。 運ばれた土砂は、海や湖などに流れ込み、そこに積もっていきます。
このように、土砂などが水底に積み重なることを堆積といいます。 長い時間をかけて堆積が繰り返されることで、地層が形成されます。
地層ができる流れ
岩石の風化 → 運搬 → 堆積 → 地層の形成
地層の多くは、水平方向に近い状態で積み重なってできます。 そのため、地層の重なり方を調べることで、過去の大地のようすを考えることができます。
3.れき・砂・泥の積もり方
川などによって運ばれた土砂は、粒の大きさによって運ばれ方や積もり方が異なります。 一般に、大きな粒ほど早く沈み、小さな粒ほど遠くまで運ばれます。
| 粒 | 特徴 | 堆積しやすい場所 |
|---|---|---|
| れき | 大きな粒 | 河口に近い場所など |
| 砂 | れきより小さい粒 | れきより遠い場所 |
| 泥 | 非常に細かい粒 | さらに遠い場所・静かな水域 |
このような特徴から、地層に含まれている粒を調べることで、当時の堆積した場所や水の流れなどを考えることができます。
4.化石からわかること
地層の中からは、過去に生息していた生物のからだや生活のあとが残っていることがあります。 これを化石といいます。
化石には、地層ができた年代を推定する手がかりになるものと、地層ができた当時の環境を推定する手がかりになるものがあります。
化石からわかること
- 地層ができたおおよその年代
- 地層ができた当時の気候
- 海だったか陸だったかなどの環境
- 当時生息していた生物
5.示準化石と示相化石
示準化石
地層ができた年代を知る手がかりとなる化石を示準化石といいます。
示準化石になる生物は、広い範囲に生息していて、比較的短い期間に栄えたものが適しています。
代表例として、古生代の三葉虫や、中生代のアンモナイトなどがあります。
示相化石
地層ができた当時の環境を知る手がかりとなる化石を示相化石といいます。
示相化石になる生物は、特定の環境に生息していたものが適しています。
例えば、サンゴの化石が見つかった場合、その地層ができた当時は、サンゴが生息できるような暖かく浅い海だったと考えることができます。
| 化石 | わかること |
|---|---|
| 示準化石 | 地層ができた年代 |
| 示相化石 | 地層ができた環境 |
6.地層から読み取る大地の歴史
地層は、ただ土砂が積み重なったものではありません。 地層に含まれる粒や化石、地層の重なり方などを詳しく調べることで、その地域の大地がどのように変化してきたのかを推測できます。
地層からわかる大地の変化
- 海や湖など、堆積した場所の環境
- 当時の気候
- 地層ができた年代
- 海が広がったり陸地になったりした変化
- 大地の隆起や沈降
- 火山活動などの過去の自然現象
例えば、海でできた地層が現在では山地に見られる場合、過去には海だった場所が、その後の大地の動きによって隆起した可能性があります。
このように、地層は過去の大地の変化を記録した「大地の記録」として重要です。
地層の重なり方に注目する
地層は一般に、下にある層ほど先に堆積し、上にある層ほど後から堆積します。 そのため、地層が大きく乱されていない場合は、下の地層ほど古く、上の地層ほど新しいと考えることができます。
ただし、地層が地震や地殻変動などによって傾いたり逆転したりしている場合があります。 そのため、地層の観察では、地層の重なり方だけでなく、化石や岩石などの情報も合わせて考えることが大切です。
7.重要語句
| 語句 | 意味 |
|---|---|
| 地層 | 砂や泥などが積み重なってできた層。 |
| 堆積 | 土砂などが水底などに積もること。 |
| れき | 砂より大きな岩石の粒。 |
| 砂 | れきより小さく、泥より大きな粒。 |
| 泥 | 非常に細かな粒。 |
| 化石 | 過去の生物のからだや生活のあとが地層中に残ったもの。 |
| 示準化石 | 地層ができた年代を知る手がかりとなる化石。 |
| 示相化石 | 地層ができた当時の環境を知る手がかりとなる化石。 |
| 風化 | 岩石が長い時間をかけて表面から崩れたり変化したりすること。 |
| 運搬 | 風や水などによって土砂が運ばれること。 |
| 隆起 | 大地が周囲より高くなるように上昇すること。 |
| 沈降 | 大地が沈むように低くなること。 |
8.一問一答10問
- 砂や泥などが積み重なってできた層を何という?
- 土砂などが水底などに積もることを何という?
- 過去の生物のからだや生活のあとが地層中に残ったものを何という?
- 地層ができた年代を知る手がかりとなる化石を何という?
- 地層ができた当時の環境を知る手がかりとなる化石を何という?
- 地層が大きく乱されていない場合、一般に下の地層と上の地層では、どちらが古い?
- サンゴの化石から、当時のどのような環境を推定できる?
- 山などの岩石が崩れたり変化したりすることを何という?
- 風や水などによって土砂が運ばれることを何という?
- 地層を調べることで、過去の何について知ることができる?
9.答え・短い解説
- 地層……砂や泥などが積み重なってできた層です。
- 堆積……土砂などが水底などに積もることです。
- 化石……過去の生物のからだや生活のあとが残ったものです。
- 示準化石……地層ができた年代を知る手がかりになります。
- 示相化石……地層ができた当時の環境を知る手がかりになります。
- 下の地層……地層が乱されていなければ、下にある層ほど先に堆積したと考えられます。
- 暖かく浅い海……サンゴはそのような環境に生息するため、当時の環境を推定できます。
- 風化……岩石が長い時間をかけて崩れたり変化したりすることです。
- 運搬……風や水などによって土砂が運ばれることです。
- 過去の大地のようすや変化……地層・化石・岩石などを調べることで、過去の環境や大地の変化を推測できます。
10.よくある間違い
示準化石と示相化石を逆にする
ここは定期テストで特に重要です。 示準=年代、示相=環境と覚えましょう。
化石があれば、すべて年代がわかると思ってしまう
化石には、年代を知る手がかりになるものと、環境を知る手がかりになるものがあります。 示準化石と示相化石を区別することが大切です。
「下の地層ほど古い」をどんな場合でも当てはめる
地層が大きく乱されていない場合には、一般に下の地層ほど古いと考えます。 しかし、地層が地殻変動などによって大きく傾いたり逆転したりしている場合は注意が必要です。
れき・砂・泥の大きさを混同する
粒の大きさは、基本的にれき > 砂 > 泥です。 大きな粒ほど早く沈みやすく、細かな粒ほど遠くまで運ばれやすいという点も覚えておきましょう。
11.まとめ
「地層から読み取る大地の変化」では、地層のでき方や化石について学び、そこから過去の大地のようすを読み取ります。
- 土砂などが積もることを堆積という。
- 堆積が長い時間にわたって繰り返されることで地層ができる。
- 地層に含まれる化石から、過去の生物や環境を知ることができる。
- 示準化石=年代、示相化石=環境。
- 地層の重なり方や化石、岩石などを調べることで、過去の大地の変化を推測できる。
- 現在の大地は、長い時間をかけて変化してきた。
定期テストでは、特に「堆積」「地層」「化石」「示準化石・示相化石」をしっかり整理しましょう。 また、地層の図から「どの層が古いか」「どのような環境だったか」を読み取る問題にも慣れておくことが大切です。
※教科書の改訂や学校での学習進度により、用語・扱う内容・ページ構成が異なる場合があります。テスト前には学校で使用している教科書・授業内容も確認しましょう。
中1理科|動き続ける大地
中1理科「動き続ける大地」
対象学年:中学1年生
教科書:東京書籍
学習範囲:p207~218「動き続ける大地」
学習のポイント
- 地震がどのようにして起こるのかを理解する。
- 地震によって大地にどのような変化が起こるのかを理解する。
- 地震の揺れが伝わるしくみと、地震の記録について学ぶ。
- 地震とプレートの動きとの関係を理解する。
- 地震による災害と、防災について考える。
目次
- 1.地震はどのように起こるのか
- 2.地震が起こる場所と大地の動き
- 3.地震の揺れの伝わり方
- 4.地震の記録と震源
- 5.プレートと地震
- 6.地震による大地の変化と災害
- 7.重要語句
- 8.一問一答10問
- 9.答え・短い解説
- 10.よくある間違い
- 11.まとめ
1.地震はどのように起こるのか
地震とは、地下の岩盤が急激にずれ動くことなどによって、大地が揺れる現象です。 日本は地震が多い国として知られており、これまでにも多くの地震が発生しています。
地震が起こると、地下から地震の揺れが周囲に伝わっていきます。 地震は短い時間で広い範囲に影響を及ぼすことがあります。
地震で大地に起こること
- 地面が大きく揺れる
- 土地が隆起したり沈降したりする
- 地表にずれが生じることがある
- 海底で地震が起こると津波が発生することがある
2.地震が起こる場所と大地の動き
地震は、地下の岩盤に力が加わり、その力に耐えられなくなった岩盤が急にずれることで起こります。
このような地下の岩盤のずれが地表まで達すると、地表にもずれが現れることがあります。 このような地表のずれを断層といいます。
断層
断層は、地下の岩盤が大きな力を受けてずれ動いたあとに残る、岩盤のずれです。 断層の活動によって、地形が変化することもあります。
3.地震の揺れの伝わり方
地震が発生すると、地震の揺れは地下から周囲へ伝わっていきます。 地震の揺れには、伝わる速さの違うものがあります。
初期微動と主要動
地震が起こったとき、最初に小さな揺れが伝わり、その後に大きな揺れが伝わります。
- 初期微動……最初に感じる小さな揺れ。
- 主要動……初期微動のあとにくる大きな揺れ。
初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波といいます。
| 名称 | 特徴 |
|---|---|
| P波 | 速く伝わり、初期微動を起こす。 |
| S波 | P波より遅く伝わり、主要動を起こす。 |
初期微動継続時間
P波が到着してからS波が到着するまでの時間を初期微動継続時間といいます。
一般に、震源から遠い場所ほど、P波とS波が到着する時間の差が大きくなります。 この性質を利用して、震源までの距離を考えることができます。
4.地震の記録と震源
地震による揺れは、地震計を使って記録することができます。 地震計によって記録された地震の揺れの記録を地震記録といいます。
震源と震央
地震が発生した地下の場所を震源といいます。 震源の真上にあたる地表の地点を震央といいます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 震源 | 地震が発生した地下の場所。 |
| 震央 | 震源の真上にあたる地表の地点。 |
震度とマグニチュード
地震について学ぶときは、震度とマグニチュードを区別することが重要です。
震度は、ある場所での地震の揺れの強さを表します。 同じ地震でも、場所によって震度は異なります。
一方、マグニチュードは、地震そのものの規模を表す値です。
| 用語 | 何を表す? |
|---|---|
| 震度 | ある場所での揺れの強さ |
| マグニチュード | 地震そのものの規模 |
5.プレートと地震
地球の表面は、いくつかの板状の岩盤に分かれており、これらをプレートといいます。 プレートはゆっくりと動いています。
プレートの動きによって、プレートの境界付近には大きな力が加わります。 その力が岩盤に蓄積され、岩盤が急にずれ動くことで地震が起こることがあります。
日本列島の周辺では複数のプレートが関係しているため、地震が多く発生します。
プレートの動きと大地
プレートの動きは、地震だけでなく、火山活動や山地などの地形の形成とも関係しています。 つまり、現在の大地は長い時間をかけて少しずつ変化し続けています。
6.地震による大地の変化と災害
地震は大地そのものを変化させることがあります。 地面の隆起や沈降、断層による地表のずれなどがその例です。
また、地震によって建物の倒壊や土砂災害、火災などが起こることがあります。 海底で大きな地震が起こった場合には、津波が発生することもあります。
地震への備え
- 家具などが倒れないように固定する。
- 避難場所や避難経路を確認しておく。
- 非常持ち出し品を準備しておく。
- 家族との連絡方法を決めておく。
- 地震が起きたときの行動を事前に確認しておく。
理科で地震のしくみを学ぶことは、自然現象を理解するだけでなく、地震が起きたときに自分や周囲の人を守るためにも役立ちます。
7.重要語句
| 語句 | 意味 |
|---|---|
| 地震 | 地下の岩盤が急激にずれ動くなどして、大地が揺れる現象。 |
| 断層 | 地下の岩盤がずれ動いたあとにできる岩盤のずれ。 |
| 初期微動 | 地震の最初に伝わる小さな揺れ。 |
| 主要動 | 初期微動のあとに伝わる大きな揺れ。 |
| P波 | 初期微動を伝える、速く伝わる波。 |
| S波 | 主要動を伝える、P波より遅い波。 |
| 初期微動継続時間 | P波が到着してからS波が到着するまでの時間。 |
| 震源 | 地震が発生した地下の場所。 |
| 震央 | 震源の真上にあたる地表の地点。 |
| 震度 | ある場所での地震の揺れの強さ。 |
| マグニチュード | 地震そのものの規模。 |
| プレート | 地球表面をおおう板状の岩盤。 |
| 津波 | 海底などで起こった地震によって発生することがある大きな海水の動き。 |
8.一問一答10問
- 地下の岩盤が急激にずれ動くなどして、大地が揺れる現象を何という?
- 地下の岩盤がずれ動いたあとにできる岩盤のずれを何という?
- 地震の最初に伝わる小さな揺れを何という?
- 初期微動を伝える波を何という?
- 主要動を伝える波を何という?
- 地震が発生した地下の場所を何という?
- 震源の真上にあたる地表の地点を何という?
- ある場所での地震の揺れの強さを表すものを何という?
- 地震そのものの規模を表すものを何という?
- 地球表面をおおう板状の岩盤を何という?
9.答え・短い解説
- 地震……地下の岩盤が急激にずれ動くなどして、大地が揺れる現象です。
- 断層……地下の岩盤がずれ動いたあとにできる岩盤のずれです。
- 初期微動……地震の最初に伝わる小さな揺れです。
- P波……初期微動を伝える波で、S波より速く伝わります。
- S波……主要動を伝える波です。
- 震源……地震が発生した地下の場所です。
- 震央……震源の真上にあたる地表の地点です。
- 震度……ある場所での揺れの強さを表します。
- マグニチュード……地震そのものの規模を表します。
- プレート……地球表面をおおう板状の岩盤です。
10.よくある間違い
震源と震央を逆にする
震源=地下、震央=地表と覚えましょう。 「震源」は地震が起こった地下の場所、「震央」はその真上の地表です。
震度とマグニチュードを混同する
震度=その場所での揺れの強さ、 マグニチュード=地震そのものの規模 です。
P波とS波を逆にする
P波が先、S波が後と覚えると整理しやすくなります。 P波による揺れが初期微動、S波による揺れが主要動です。
初期微動継続時間を「揺れ全体の時間」と考える
初期微動継続時間は、P波が到着してからS波が到着するまでの時間です。 地震が起きてから揺れが終わるまでの時間ではありません。
11.まとめ
「動き続ける大地」では、地震のしくみや揺れの伝わり方、地震とプレートの関係について学びます。
- 地震は、地下の岩盤が急激にずれ動くなどして起こる。
- 岩盤のずれが地表に現れたものが断層。
- 最初の小さな揺れが初期微動、その後の大きな揺れが主要動。
- P波は初期微動を伝え、S波は主要動を伝える。
- 地震が発生した地下の場所が震源、その真上の地表が震央。
- 震度はある場所での揺れの強さ、マグニチュードは地震そのものの規模。
- 地球表面をおおうプレートの動きは、地震などと深く関係している。
- 地震による災害を知り、日頃から防災について考えておくことが大切。
定期テストでは、特に「P波・S波」「初期微動・主要動」「震源・震央」「震度・マグニチュード」の組み合わせを正しく整理しておきましょう。
※教科書の改訂や学校での学習進度により、用語・扱う内容・ページ構成が異なる場合があります。テスト前には学校で使用している教科書・授業内容も確認しましょう。






















