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2026-11-06 13:40:00

中2数学|連立方程式とその解き方(1)

中学2年数学|連立方程式とその解き方(1)

対象学年:中学2年生

教科書:東京書籍

学習範囲:p36~p45

学習のポイント

この単元では、2つの文字を使った式を組み合わせて、2つの文字の値を求める「連立方程式」について学習します。

  • 連立方程式とは何かを理解する。
  • 2つの式を同時に成り立たせる解を求める。
  • 加減法を使って連立方程式を解く。
  • 求めた解が正しいかどうかを確かめる。

目次


1.連立方程式とは

連立方程式とは、2つ以上の方程式を組み合わせたものです。

中学2年生では、主に2つの文字を使った連立方程式を学習します。

例:

x+y=10
x-y=2

この2つの式を同時に成り立たせるxとyの値を求めます。

連立方程式では、1つの式だけでなく、組み合わせた2つの式の両方が成り立つ必要があります。

2.連立方程式の解

連立方程式の解とは、2つの方程式を同時に成り立たせる文字の値の組のことです。

例えば、次の連立方程式を考えます。

x+y=10
x-y=2

x=6、y=4を代入すると、

  • 6+4=10
  • 6-4=2

どちらの式も成り立ちます。

したがって、この連立方程式の解は、x=6、y=4です。

解を求めたら、元の2つの式に代入して確かめることが大切です。

3.加減法による解き方

連立方程式を解く方法の1つに「加減法」があります。

加減法とは、2つの式を足したり引いたりして、文字を1つ消去する方法です。

① 足して文字を消去する場合

次の連立方程式を解いてみましょう。

x+y=8 ……①
x-y=2 ……②

①と②を辺ごとに足します。

2x=10

したがって、

x=5

x=5を①に代入すると、

5+y=8
y=3

よって、解はx=5、y=3です。

② 引いて文字を消去する場合

次の連立方程式を考えます。

x+y=9 ……①
x-y=3 ……②

①から②を辺ごとに引きます。

2y=6

したがって、

y=3

y=3を①に代入すると、

x+3=9
x=6

よって、解はx=6、y=3です。

4.係数をそろえて解く方法

そのまま足したり引いたりしても文字が消えない場合は、式を何倍かして係数をそろえます。

例:

2x+y=7 ……①
x+y=5 ……②

①から②を引くと、

x=2

x=2を②に代入すると、

2+y=5
y=3

よって、解はx=2、y=3です。

係数をそろえるときのポイント

  • 消したい文字を決める。
  • その文字の係数が同じ数、または反対の数になるように式を何倍かする。
  • 足すか引くかを判断して文字を消去する。
  • 残った文字の値をもう一方の式に代入する。

5.よくある間違い

  • 符号の間違い:式を引くときは、引く式のすべての項の符号に注意しましょう。
  • 片方の式だけで答えを出す:必ず2つの式を同時に満たす値を求めます。
  • 代入の間違い:求めた文字の値を代入するとき、符号や計算ミスに注意しましょう。
  • 係数をそろえるときのミス:式を何倍かするときは、左辺だけでなく右辺も同じ数をかけます。

6.重要語句

用語 意味
連立方程式複数の方程式を組み合わせたもの。
解方程式を成り立たせる文字の値。
加減法式を足したり引いたりして文字を消去する方法。
代入文字の代わりに数や式を入れること。
消去計算によって文字をなくすこと。
係数文字にかけられている数。
方程式文字を含む等式で、文字の値によって成り立つもの。
等式2つの数量が等しいことを表す式。
未知数まだ値が分かっていない文字。
両辺等号の左側と右側。

7.確認問題10問

学習した内容を使って、次の問題に挑戦してみましょう。

【基本問題】

問1.次の連立方程式の解を求めなさい。

x+y=7
x-y=1

問2.次の連立方程式の解を求めなさい。

x+y=12
x-y=4

問3.次の連立方程式の解を求めなさい。

2x+y=11
2x-y=5

問4.次の連立方程式の解を求めなさい。

x+2y=11
x-2y=3

問5.次の連立方程式の解を求めなさい。

3x+y=13
3x-y=5

【標準問題】

問6.次の連立方程式の解を求めなさい。

2x+y=8
x+y=5

問7.次の連立方程式の解を求めなさい。

3x+2y=12
3x-2y=4

問8.次の連立方程式の解を求めなさい。

2x+3y=13
2x-3y=1

【応用問題】

問9.次の連立方程式の解を求めなさい。

2x+y=7
3x+y=10

問10.次の連立方程式の解を求めなさい。

2x+3y=13
x+3y=8

8.確認問題の答え・解説

問1.

x+y=7、x-y=1を足すと、2x=8。

x=4。これを1つ目の式に代入してy=3。

答え:x=4、y=3

問2.

2つの式を足すと、2x=16。

x=8。これを1つ目の式に代入してy=4。

答え:x=8、y=4

問3.

2つの式を足すと、4x=16。

x=4。これを1つ目の式に代入してy=3。

答え:x=4、y=3

問4.

2つの式を足すと、2x=14。

x=7。これを1つ目の式に代入して2y=4。

答え:x=7、y=2

問5.

2つの式を足すと、6x=18。

x=3。これを1つ目の式に代入してy=4。

答え:x=3、y=4

問6.

1つ目の式から2つ目の式を引くと、x=3。

これを2つ目の式に代入してy=2。

答え:x=3、y=2

問7.

2つの式を足すと、6x=16。

x=8/3。これを1つ目の式に代入すると、2y=4。

答え:x=8/3、y=2

問8.

2つの式を足すと、4x=14。

x=7/2。これを1つ目の式に代入すると、3y=6。

答え:x=7/2、y=2

問9.

2つ目の式から1つ目の式を引くと、x=3。

これを1つ目の式に代入してy=1。

答え:x=3、y=1

問10.

1つ目の式から2つ目の式を2倍した式を引くのではなく、2つの式を引くとx=5。

これを2つ目の式に代入すると、3y=3。

答え:x=5、y=1

9.まとめ

今回の単元では、連立方程式の意味と加減法による解き方を学習しました。

  • 連立方程式は、複数の方程式を同時に成り立たせるもの。
  • 解は、すべての式を成り立たせる文字の値の組。
  • 加減法では、式を足したり引いたりして文字を消去する。
  • 係数がそろっていない場合は、式を何倍かして調整する。
  • 最後に元の式に代入して答えを確認する。

連立方程式は、この先の文章題や数学の応用問題にもつながる大切な単元です。計算の手順を一つずつ確認しながら、確実に解けるように練習しましょう。


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