アトムズブログ

2026-10-30 15:24:00

中2社会|地域調査の手法②

東京書籍 中2社会「地域調査の手法②」学習まとめ

対象学年:中学2年生
教科:社会(地理的分野)
教科書:東京書籍
学習範囲:p146~p149
テーマ:地域調査の手法②

学習のポイント

「地域調査の手法②」では、地域の特色や課題を調べるために、どのような資料を集め、どのように整理・分析すればよいのかを学びます。

  • 地域調査で集めた情報を整理する方法を理解する
  • 地図や統計資料、写真などを活用して地域の特色を読み取る
  • 調査結果をまとめ、分かりやすく発表する方法を考える

目次

地域調査で情報を集める

地域調査では、調べたいテーマを決めたあと、そのテーマに関係する情報を集めます。

情報を集める方法には、実際に地域を歩いて調べる野外観察や、地図・統計資料・写真・インターネットなどを利用する方法があります。

野外観察

実際に地域を歩いて、土地のようす、建物、道路、交通、商店、工場、農地などを観察します。

観察したことを地図に記入したり、写真を撮ったりすることで、地域の特徴を具体的に記録できます。

聞き取り調査

地域の人や施設の関係者などに話を聞くことで、資料だけでは分かりにくい地域のようすを知ることができます。

聞き取りを行うときは、何を知りたいのかを事前に整理し、質問内容を準備しておくことが大切です。

調査した情報を整理する

集めた情報は、そのまま並べるだけではなく、調べたテーマに合わせて整理することが大切です。

例えば、地域の交通について調査した場合、道路や鉄道、バスなどの位置を地図にまとめたり、利用者数などの統計資料を表やグラフにしたりできます。

ポイント
「情報を集める」だけで終わらず、整理して比較することが、地域の特色を見つけるために重要です。

地図を活用する

地図に調査結果を書き込むと、地域の中でどこに何が多いのか、どのような場所に集中しているのかなどを視覚的に確認できます。

例えば、商店の分布や土地利用、交通施設などを地図に示すことで、地域の特徴を考えやすくなります。

統計資料を活用する

人口、産業、交通などについての数値を表やグラフにすると、地域ごとの違いや変化を比較しやすくなります。

ただし、グラフや表を見るときは、数字だけを見るのではなく、何を比較している資料なのかを確認することが大切です。

資料から地域の特色を読み取る

地域調査では、集めた資料から「この地域にはどのような特色があるのか」を考えます。

そのためには、複数の資料を組み合わせて考えることが重要です。

資料 分かることの例
地図 施設や土地利用などの位置・分布
写真 景観や建物、土地の利用状況
統計資料 人口や産業などの数値・変化
聞き取り 地域の人から得られる具体的な情報

例えば、「駅の周辺に商店が多い」という地図上の特徴と、「駅の利用者が多い」という統計資料を組み合わせると、交通と商業の関係について考えることができます。

調査結果をまとめて発表する

地域調査の最後には、調査した内容や分かったことを整理し、他の人に分かりやすく伝えます。

調査結果をまとめるときは、次のような流れを意識すると分かりやすくなります。

  1. 何を調べたのか
  2. どのような方法で調べたのか
  3. どのような資料を集めたのか
  4. 資料から何が分かったのか
  5. 地域にはどのような特色や課題があるのか
  6. 調査を通して何を考えたのか

分かりやすい発表のポイント

文章だけで説明するのではなく、地図、写真、表、グラフなどを使うと、調査結果が伝わりやすくなります。

また、資料を示すだけではなく、「この資料から何が分かるのか」を自分の言葉で説明することが大切です。

定期テスト対策
「調査方法」だけでなく、資料をどのように整理・分析し、どのように発表するかまでセットで覚えておきましょう。

重要語句

語句 意味
地域調査ある地域の特色や課題を調べること
野外観察実際に地域を歩いて、現地のようすを観察すること
聞き取り調査地域の人などに質問して情報を集める調査
統計資料人口や産業などの数値をまとめた資料
分布あるものがどこに、どのように存在しているかという広がり
地図場所や分布などを視覚的に表した資料
グラフ数値の比較や変化などを分かりやすく表したもの
資料調査や考察に利用する地図・写真・統計などの情報
特色その地域ならではの特徴
課題地域が抱えている問題や、改善を考える必要があること

一問一答10問

  1. 実際に地域を歩いて調べる調査方法を何という?
  2. 地域の人などに質問して情報を集める調査を何という?
  3. 人口や産業などの数値をまとめた資料を何という?
  4. 地域の中で、あるものがどこに存在するかという広がりを何という?
  5. 調査した情報を地図に示すことで、何を読み取りやすくできる?
  6. 数値の比較や変化を分かりやすく表す資料は何?
  7. 地域調査では、情報を集めるだけでなく何をすることが大切?
  8. 地域の特色を考えるとき、1つの資料だけでなく何を組み合わせるとよい?
  9. 調査結果を発表するとき、地図や写真、表などを使う目的は何?
  10. 地域調査の最終的な目的の一つは、地域の特色や何を明らかにすること?

答え・短い解説

  1. 野外観察。実際の地域を歩いて、土地利用や建物、道路などを観察します。
  2. 聞き取り調査。地域の人などから、資料だけでは分かりにくい情報を得ることができます。
  3. 統計資料。人口や産業などの数値を比較・分析できます。
  4. 分布。何がどこに集中しているかなどを読み取ることができます。
  5. 地域の特徴や分布。施設や土地利用などの位置関係が分かりやすくなります。
  6. グラフ。数値の比較や変化を視覚的に捉えることができます。
  7. 整理・分析すること。集めた情報を整理して、地域の特色を考えます。
  8. 複数の資料。地図・写真・統計などを組み合わせることで、より多面的に考察できます。
  9. 調査結果を分かりやすく伝えるためです。資料を使うことで、文章だけよりも特徴が伝わりやすくなります。
  10. 課題。地域の特色だけでなく、地域が抱える課題についても考えます。

よくある間違い

①「資料を集めれば地域調査は終わり」と考える

資料を集めることは調査の一部です。集めた資料を整理し、比較・分析して、そこから分かることを考えることが重要です。

② グラフの数字だけを見る

グラフを見るときは、何についての資料なのか、どの地域や時期を比較しているのかを確認しましょう。

③ 地図に書かれていることだけを答える

地図から分かる事実に加えて、「なぜその場所に多いのか」などを考えることが地域調査では大切です。

④ 調査結果と自分の感想を混同する

「商店が多い」は調査から分かった事実ですが、「便利そうだ」はそこから考えたことです。事実と考察を分けて整理しましょう。

まとめ

  • 地域調査では、野外観察や聞き取りなどによって情報を集める。
  • 地図・写真・統計資料などを使って、集めた情報を整理する。
  • 複数の資料を組み合わせることで、地域の特色を多面的に考えることができる。
  • 調査結果は、地図・表・グラフ・写真などを使って分かりやすくまとめる。
  • 地域の特色だけでなく、地域が抱える課題についても考えることが大切。

地域調査は、身近な地域を「なんとなく見る」のではなく、資料や現地調査をもとにして、地域の特徴や課題を考える学習です。定期テストでは、「調査方法」「資料の整理」「資料から読み取れること」を関連づけて覚えておきましょう。