中1数学|正負の数
中1数学|正負の数
対象学年:中学1年生
教科:数学
教科書:東京書籍「新編 新しい数学1」
学習範囲:P22~28
学習のポイント
- 正の数・負の数の意味を理解する。
- 正負の数を数直線に表せるようにする。
- 絶対値の意味を理解する。
- 正負の数の大小関係を判断できるようにする。
- 「+」「-」の記号が表す意味を整理する。
目次
P22~23 正の数・負の数
私たちの身のまわりには、「0より大きい」「0より小さい」という数量があります。
例えば、気温を表すときに、0℃より高い温度だけでなく、0℃より低い温度もあります。
そこで、0より大きい数だけでなく、0より小さい数も使って数量を表します。
正の数
0より大きい数を正の数といいます。
例えば、
+1、+2、+3、+10
などです。
「+」は省略して、
1、2、3、10
と書くこともあります。
負の数
0より小さい数を負の数といいます。
例えば、
-1、-2、-3、-10
などです。
負の数では、数の前の「-」を省略できません。
ポイント
「+」「-」は、数が0より上なのか下なのかを表す大切な記号です。
0は正の数?負の数?
0は正の数でも負の数でもありません。
ここは定期テストでも確認しておきたいポイントです。
P24~25 数直線
正負の数を分かりやすく表すために、数直線を使います。
数直線では、0を基準にして、
- 右にいくほど大きい数
- 左にいくほど小さい数
となります。
← 小さい -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 大きい →
東京書籍の公式資料でも、P25では負の数を含めるように数直線を広げる学習が扱われています。
数直線で数の位置を考える
例えば「-2」は、0から左に2進んだ位置にあります。
「+3」は、0から右に3進んだ位置にあります。
つまり、
-2 ← 0 → +3
のように表せます。
数直線の重要ポイント
数直線では、右にある数ほど大きいと覚えましょう。
例えば、
-2 > -5
です。
「5のほうが大きいから-5のほうが大きい」と考えないように注意しましょう。
P26 反対の性質をもつ量
正負の数は、反対の性質をもつ数量を表すときにも使えます。
例:気温
0℃を基準にすると、
5℃ → +5℃
5℃低い → -5℃
と表すことができます。
例:高さ
海面を0mとすると、
海面より3m高い → +3m
海面より3m低い → -3m
となります。
このように、何を0とするかを決めることが大切です。
ポイント
「+」と「-」だけを見るのではなく、何を基準の0にしているのかを確認しましょう。
P27 絶対値
数直線上で、ある数が0からどれだけ離れているかを、その数の絶対値といいます。
例
+4と-4は、どちらも0から4離れています。
したがって、
+4の絶対値=4
-4の絶対値=4
となります。
絶対値のポイント
絶対値では、0からの距離を見るので、正負の符号は考えません。
注意すること
-7の絶対値は「-7」ではありません。
-7の絶対値=7
です。
P28 正負の数の大小
正負の数の大小を比べるときは、数直線の位置を考えると分かりやすくなります。
正の数と正の数
例えば、
3 > 1
です。
数直線では3のほうが右にあります。
負の数と負の数
例えば、
-2 > -5
です。
-2のほうが0に近く、数直線では右側にあります。
正の数と負の数
正の数は、負の数より必ず大きくなります。
例えば、
4 > -4
です。
大小を比べるコツ
迷ったら、数直線を書いて確認しましょう。
左にある数 < 右にある数
これを覚えておけば、負の数が入った大小比較でも判断しやすくなります。
例題10問
例題1
次の数のうち、正の数をすべて選びなさい。
+5、-3、0、+8、-7
例題2
次の数のうち、負の数をすべて選びなさい。
+2、-4、-9、0、+6
例題3
数直線上で、-3は0から右・左のどちらにありますか。
例題4
次の数の大小を「>」「<」を使って表しなさい。
-2 □ +3
例題5
次の数の大小を「>」「<」を使って表しなさい。
-3 □ -7
例題6
+6の絶対値を求めなさい。
例題7
-8の絶対値を求めなさい。
例題8
絶対値が5である数をすべて答えなさい。
例題9
海面を0mとします。海面より4m低い場所を正負の数を使って表しなさい。
例題10
次の数を、小さい順に並べなさい。
+2、-4、0、-1、+5
例題の答え
1. +5、+8
2. -4、-9
3. 左
4. -2 < +3
5. -3 > -7
6. 6
7. 8
8. +5、-5
9. -4m
10. -4、-1、0、+2、+5
よくある間違い
① 0を正の数にしてしまう
0は正の数でも負の数でもありません。
② 「-5」のほうが「-2」より大きいと思ってしまう
負の数では、数字だけを見てはいけません。
数直線で考えると、
-5 < -2
となります。
③ 絶対値に「-」をつけてしまう
絶対値は0からの距離です。
したがって、
-6の絶対値=6
です。
④ 「+」をつけ忘れて混乱する
正の数では「+」を省略できるため、
+5 = 5
です。
一方、負の数の「-」は省略できません。
まとめ
正負の数で覚えておきたいこと
- 正の数……0より大きい数。
- 負の数……0より小さい数。
- 0……正の数でも負の数でもない。
- 数直線……右にある数ほど大きい。
- 絶対値……0からの距離。
- 負の数同士では、0に近いほうが大きい。
正負の数は、これから学習する加法・減法・乗法・除法につながる重要な単元です。まずは数直線を使って、数の位置と大小を正しく理解しましょう。
ATOMS LABについて
正負の数をもっと練習したい人へ
正負の数は、中学数学の計算の土台になる大切な内容です。
「正の数・負の数」「数直線」「絶対値」「大小関係」をしっかり確認しておきましょう。
ATOMS LABは現在準備中です。
公開まで、もうしばらくお待ちください。
※本記事は東京書籍「新編 新しい数学1」の学習内容を参考に、中学生の学習・定期テスト対策向けにまとめています。









