アトムズブログ

2026-09-16 17:21:00

中1理科|動物の分類

中1理科|動物の分類

対象学年:中学1年生
教科書:東京書籍『新編 新しい科学1』
ページ:P45~69
単元:いろいろな生物とその共通点「動物の分類」

学習のポイント

この単元では、動物のからだの特徴に注目して、動物をどのように分類できるのかを学びます。

  • 動物は背骨があるかどうかで大きく分けられる。
  • セキツイ動物は、からだの特徴から魚類・両生類・ハチュウ類・鳥類・哺乳類に分類できる。
  • 無セキツイ動物には、節足動物や軟体動物などがある。

定期テストでは、「特徴から何類かを判断する問題」が重要です。分類名だけを覚えるのではなく、「どんな特徴があるから、その分類になるのか」までセットで覚えましょう。

目次

① P45~47 身近な動物の分類

動物には、イヌ、ネコ、カエル、魚、昆虫など、さまざまな種類があります。

これらを特徴によって分けていくことを分類といいます。

まず「背骨があるか」に注目する

動物を大きく分けるとき、重要なポイントの一つが背骨です。

分類 特徴
セキツイ動物 背骨をもつ 魚、カエル、トカゲ、鳥、ヒトなど
無セキツイ動物 背骨をもたない 昆虫、クモ、イカ、タコなど

「セキツイ動物=人間や大型動物」という意味ではありません。魚類もセキツイ動物です。

② P48~53 セキツイ動物の分類

セキツイ動物は、さらに魚類・両生類・ハチュウ類・鳥類・哺乳類の5つのグループに分けられます。

主な特徴
魚類 水中で生活。えらで呼吸。多くは卵生。 メダカ、サメ
両生類 子は水中で生活し、成長すると陸上でも生活。 カエル、イモリ
ハチュウ類 主に陸上で生活。肺で呼吸。卵生。 トカゲ、ヘビ、カメ
鳥類 体表が羽毛でおおわれ、肺で呼吸。卵生。 スズメ、ハト
哺乳類 体表に毛があり、肺で呼吸。子を母乳で育てる。 ヒト、イヌ、クジラ

魚類

魚類は主に水中で生活し、えらで呼吸します。

両生類

カエルなどが代表例です。成長の途中で生活場所や呼吸のしかたが変化することが大きな特徴です。

ハチュウ類

トカゲやヘビ、カメなどが含まれます。陸上生活に適したからだのつくりをもち、で呼吸します。

鳥類

体表が羽毛でおおわれています。肺で呼吸し、卵を産みます。

哺乳類

ヒトやイヌだけでなく、クジラやコウモリなども哺乳類です。

特に重要なのは、子を母乳で育てるという特徴です。

③ P54~58 無セキツイ動物の分類

背骨をもたない動物を無セキツイ動物といいます。

無セキツイ動物には多くの種類があり、中学校では特に節足動物軟体動物を押さえておきましょう。

節足動物

節足動物は、からだやあしにがあり、からだの表面が外骨格でおおわれています。

代表的なものには、昆虫類やクモ類、甲殻類などがあります。

なかま
昆虫類 バッタ、チョウ、カブトムシ
クモ類 クモ、サソリ
甲殻類 エビ、カニ

昆虫類の特徴

昆虫類は、からだが頭部・胸部・腹部の3つに分かれ、胸部に3対、6本のあしがあります。

「あしが6本だから昆虫」と覚えるだけでなく、頭部・胸部・腹部の3つに分かれることも確認しましょう。

軟体動物

イカやタコ、アサリなどは軟体動物です。

節足動物のようなかたい外骨格をもたず、やわらかいからだをもっています。

④ P59~63 動物の分類表をつくる

動物を分類するときは、一つの特徴だけでなく、いくつかの特徴を順番に見ていくと整理しやすくなります。

例えばセキツイ動物なら、次のように考えます。

① 背骨がある?

② どこで生活する?

③ 何で呼吸する?

④ どのように子を残す?

⑤ 体表にはどんな特徴がある?

このように特徴を一つずつ確認すると、動物を分類することができます。

分類で大切なのは「特徴」と「理由」

例えば「カエルは両生類」と答えるだけではなく、

カエルは、幼生のときは水中で生活し、成長すると陸上でも生活するため、両生類に分類される。

というように、分類の根拠となる特徴まで説明できるようにしましょう。

⑤ P64~69 単元のまとめ・分類の確認

P64~69は、単元「いろいろな生物とその共通点」を振り返る範囲として活用できます。

動物の分類だけでなく、植物の分類や生物の分類について学んだ内容も合わせて、「生物をどのような特徴に注目して分類するのか」を確認しておきましょう。

動物分類の基本ルート

動物

背骨がある → セキツイ動物

魚類/両生類/ハチュウ類/鳥類/哺乳類

背骨がない → 無セキツイ動物

節足動物/軟体動物など

テスト前には、この流れを自分で書けるようにしておくと、分類問題に対応しやすくなります。

⑥ 重要語句

語句 意味・ポイント
分類生物を特徴によって分けること
セキツイ動物背骨をもつ動物
無セキツイ動物背骨をもたない動物
魚類えらで呼吸するセキツイ動物
両生類水中と陸上の両方で生活する段階をもつ
ハチュウ類トカゲやヘビなど
鳥類体表が羽毛でおおわれる
哺乳類子を母乳で育てる
節足動物からだやあしに節がある
昆虫類胸部に3対6本のあしをもつ
クモ類クモなどのなかま
甲殻類エビやカニなどのなかま
軟体動物イカ、タコ、アサリなど
外骨格からだの外側をおおうかたい構造
えら水中で呼吸するときに使う器官
空気中の酸素を取り入れる呼吸器官
卵生卵を産んで子孫を残す
胎生母体内である程度まで成長してから生まれる
羽毛鳥類の体表をおおうもの
分類表生物の特徴を整理して分類した表

⑦ 一問一答10問

  1. 背骨をもつ動物を何という?
  2. 背骨をもたない動物を何という?
  3. セキツイ動物を5つに分類すると何類?
  4. 魚類は主に何で呼吸する?
  5. カエルやイモリは何類?
  6. 体表が羽毛でおおわれている動物は何類?
  7. 子を母乳で育てる動物は何類?
  8. 胸部に3対6本のあしをもつ節足動物は何類?
  9. イカやタコ、アサリなどは何動物?
  10. 動物を分類するときに大切なのは、分類名だけでなく何を確認すること?

⑧ 答え・短い解説

  1. セキツイ動物。背骨をもつ動物のグループです。
  2. 無セキツイ動物。背骨をもたない動物です。
  3. 魚類・両生類・ハチュウ類・鳥類・哺乳類です。
  4. えら。魚類は水中でえらを使って呼吸します。
  5. 両生類。カエルやイモリが代表例です。
  6. 鳥類。体表が羽毛でおおわれています。
  7. 哺乳類。子を母乳で育てることが大きな特徴です。
  8. 昆虫類。胸部に3対、6本のあしがあります。
  9. 軟体動物。イカ、タコ、アサリなどが含まれます。
  10. その動物がもつ特徴と、分類する理由です。特徴を根拠にして分類できるようにしましょう。

⑨ よくある間違い

間違い① クジラは魚類だと思ってしまう

クジラは水中で生活しますが、哺乳類です。

生活場所だけでなく、からだの特徴をもとに分類しましょう。

間違い② コウモリは鳥類だと思ってしまう

コウモリは飛びますが、哺乳類です。

「飛ぶ=鳥類」ではありません。

間違い③ クモを昆虫類にしてしまう

クモは節足動物ですが、昆虫類ではありません。

昆虫類は胸部に3対6本のあしをもつことを確認しましょう。

間違い④ 両生類とハチュウ類を混同する

カエルは両生類、トカゲやヘビはハチュウ類です。

特に生活場所や成長のしかたに注目しましょう。

⑩ まとめ

動物の分類で覚えておきたいこと

① 動物は、背骨をもつセキツイ動物と、背骨をもたない無セキツイ動物に大きく分けられる。

② セキツイ動物は、魚類・両生類・ハチュウ類・鳥類・哺乳類に分けられる。

③ 無セキツイ動物には、節足動物・軟体動物などがある。

④ 分類問題では、動物の名前だけでなく、「どの特徴を根拠に分類したのか」を説明できるようにする。

定期テスト前は、まず「セキツイ動物5種類」を整理し、その後に呼吸・体表・生活場所・子の残し方などの特徴を確認すると、分類問題を解きやすくなります。

⑪ ATOMS LABのご案内

理科の分類問題をもっと練習したい人へ

動物の分類は、用語を覚えるだけでなく、特徴から分類を判断する練習が大切です。

ATOMS LABでは、こうした学校の定期テスト対策につながる学習コンテンツを準備しています。

ATOMS LABは現在準備中です。公開まで、もうしばらくお待ちください。

更新日:2026年9月

確認:中学校理科の学習内容に基づき確認