中1社会|古代国家の歩みと東アジア世界①
中1社会|古代国家の歩みと東アジア世界①
対象学年:中学1年生
教科:社会・歴史
教科書:東京書籍「新編 新しい社会 歴史」
学習範囲:P42〜45「古代国家の歩みと東アジア世界①」
学習のポイント
- 聖徳太子が進めた政治改革の内容を理解する。
- 隋との交流を通して、日本が大陸の制度や文化を学ぼうとしたことを整理する。
- 蘇我氏の力が強まったことと、大化の改新につながる流れを理解する。
目次
P42〜43|聖徳太子の政治改革
6世紀ごろの日本では、豪族がそれぞれ勢力を持って政治を行っていました。
その中で蘇我氏は大きな力を持つようになり、厩戸王(聖徳太子)と協力して政治を進めました。
聖徳太子は、天皇を中心とする国づくりを目指し、役人の制度や政治のきまりを整えていきました。
冠位十二階
冠位十二階は、家柄だけではなく、個人の才能や功績などを重視して役人の地位を決めようとした制度です。
テスト対策:
「才能や功績などに応じて役人の地位を決める」→ 冠位十二階
十七条の憲法
十七条の憲法は、役人が政治を行うときの心構えなどを示したものです。
役人どうしが協力することや、仏教を尊重することなどが示されました。
遣隋使
当時、中国では隋が大きな国を築いていました。
日本は隋の進んだ制度や文化を学ぶために、遣隋使を派遣しました。
遣隋使として派遣された人物として、小野妹子が知られています。
P44〜45|大陸との交流と大化の改新
聖徳太子の政治改革の後も、国内では豪族の勢力争いが続きました。
特に蘇我氏の力が強くなり、政治上の対立が深まっていきます。
大化の改新
645年、中大兄皇子と中臣鎌足らは蘇我氏を倒し、政治改革を進めました。
この改革を大化の改新といいます。
大化の改新では、豪族が土地や人民を支配する仕組みから、天皇を中心とする国家の仕組みへ変えていくことが目指されました。
歴史の流れを整理
聖徳太子の政治改革
↓
隋との交流
↓
蘇我氏の勢力拡大
↓
中大兄皇子・中臣鎌足
↓
大化の改新
東アジアとの関わり
当時の東アジアでは、中国や朝鮮半島の国々との交流や勢力争いが活発になっていました。
日本では、こうした東アジアの情勢を意識しながら、国内の政治の仕組みを整えていく動きが進みました。
重要語句
| 重要語句 | 意味・ポイント |
|---|---|
| 厩戸王(聖徳太子) | 蘇我氏と協力して政治改革を進めた人物 |
| 蘇我氏 | 古代の有力豪族 |
| 冠位十二階 | 役人を12の位に分けた制度 |
| 十七条の憲法 | 役人の心構えなどを示したきまり |
| 隋 | 当時の中国を統一していた王朝 |
| 遣隋使 | 隋へ派遣された使節 |
| 小野妹子 | 遣隋使として隋へ派遣された人物 |
| 中大兄皇子 | 中臣鎌足とともに蘇我氏を倒した人物 |
| 中臣鎌足 | 中大兄皇子とともに改革を進めた人物 |
| 大化の改新 | 645年に始まった政治改革 |
| 唐 | 7世紀に中国を統一した王朝 |
| 豪族 | 古代に地域で勢力を持った有力者 |
一問一答10問
第1問 蘇我氏と協力して政治改革を進めた人物は誰ですか。
第2問 役人を12の位に分けた制度を何といいますか。
第3問 役人の心構えなどを示したきまりを何といいますか。
第4問 当時、中国を統一していた王朝は何ですか。
第5問 隋へ派遣された使節を何といいますか。
第6問 遣隋使として派遣された人物の一人は誰ですか。
第7問 中大兄皇子とともに蘇我氏を倒した人物は誰ですか。
第8問 645年に始まった政治改革を何といいますか。
第9問 大化の改新では、どのような国づくりが目指されましたか。
第10問 7世紀に中国を統一した王朝を何といいますか。
答え・短い解説
- 厩戸王(聖徳太子)。蘇我氏と協力して政治改革を進めました。
- 冠位十二階。役人を12の位に分けました。
- 十七条の憲法。役人の心構えなどを示しました。
- 隋。日本は隋との交流を進めました。
- 遣隋使。隋の制度や文化などを学ぶために派遣されました。
- 小野妹子。遣隋使として隋へ派遣されました。
- 中臣鎌足。中大兄皇子とともに蘇我氏を倒しました。
- 大化の改新。645年に始まった政治改革です。
- 天皇を中心とする国家。豪族が土地や人民を支配する仕組みを改めようとしました。
- 唐。7世紀に中国を統一した王朝です。
よくある間違い
① 冠位十二階と十七条の憲法を混同する
冠位十二階=役人の位、十七条の憲法=役人の心構えと整理しましょう。
② 遣隋使と遣唐使を混同する
隋→遣隋使、その後の時代に唐→遣唐使と整理しましょう。
③ 聖徳太子と中大兄皇子を混同する
聖徳太子は冠位十二階・十七条の憲法・遣隋使、中大兄皇子は中臣鎌足と大化の改新と関連づけて覚えましょう。
④ 十七条の憲法を現在の日本国憲法と同じものだと考える
十七条の憲法は、役人の心構えなどを示した古代のきまりです。
まとめ
P42〜45では、古代の日本が天皇を中心とする国家をつくろうとしていく過程を学びます。
今回の重要な流れ
蘇我氏と厩戸王(聖徳太子)
↓
冠位十二階・十七条の憲法
↓
遣隋使による隋との交流
↓
中大兄皇子・中臣鎌足
↓
645年 大化の改新
↓
天皇を中心とする国家づくり
人物・制度・できごとをバラバラに暗記するのではなく、歴史の流れと一緒に覚えることがポイントです。
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「古代国家の歩みと東アジア世界①」では、聖徳太子・冠位十二階・十七条の憲法・遣隋使・大化の改新などを、歴史の流れとともに整理することが大切です。
重要語句の確認や一問一答に取り組みながら、古代国家がつくられていく過程をしっかり身につけていきましょう。
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