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2026-09-15 17:20:00

中学1年生・理科|植物の分類②

中1理科「植物の分類②」

対象学年:中学1年生
教科:理科
教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」
学習範囲:P40〜P44
単元:植物の分類

学習のポイント

植物にはたくさんの種類があります。植物を分類するときには、見た目だけではなく、からだのつくりやふえ方の特徴に注目します。

この範囲では、特に種子をつくらない植物について理解することが大切です。

  • 種子をつくる植物とつくらない植物の違い
  • シダ植物・コケ植物の特徴
  • 胞子によるふえ方
  • 植物の分類を、特徴をもとに整理すること
テスト対策ポイント
「種子」「胞子」「根・茎・葉」の関係を整理すると、植物の分類問題が解きやすくなります。

目次

  1. 植物はどのように分類する?
  2. 種子をつくらない植物
  3. シダ植物の特徴
  4. コケ植物の特徴
  5. シダ植物とコケ植物の違い
  6. 植物の分類を整理しよう
  7. 重要語句
  8. 一問一答10問
  9. よくある間違い
  10. まとめ

【1ページ目】種子をつくらない植物

1.植物は特徴によって分類できる

植物を分類するときには、植物のからだのつくりふえ方などに注目します。

これまで学習した種子植物は、種子をつくってなかまをふやします。

一方、植物の中には種子をつくらず、胞子によってふえるものもあります。

植物の大きな分け方

種子をつくる植物
→ 種子植物

種子をつくらない植物
→ 胞子でふえる植物など

2.胞子とは?

胞子は、種子とは異なる方法で植物がなかまをふやすためのものです。

シダ植物やコケ植物は、種子ではなく胞子によってふえます。

ここを覚えよう

シダ植物 → 胞子でふえる
コケ植物 → 胞子でふえる

3.シダ植物

シダ植物には、葉・茎・根の区別があります。

代表的なものとして、ゼンマイワラビなどがあります。

シダ植物は胞子をつくってなかまをふやします。

4.シダ植物のからだ

シダ植物では、地中に根があり、茎から葉が出ています。

  • ……植物体を支え、水などを吸収する
  • ……根と葉をつなぐ
  • ……光合成などを行う

シダ植物を観察するときは、葉・茎・根がどのようについているかに注目しましょう。


【2ページ目】コケ植物と植物の分類

5.コケ植物

コケ植物も、種子をつくらず胞子によってふえます。

コケ植物には、シダ植物とは異なる特徴があります。

代表的なものには、ゼニゴケスギゴケなどがあります。

6.コケ植物には本当の根がない

コケ植物には、種子植物やシダ植物のような根・茎・葉の区別がはっきりしていません

コケ植物には、からだを地面などに固定するための仮根があります。

重要

シダ植物 → 根・茎・葉の区別がある
コケ植物 → 根・茎・葉の区別がはっきりしない
コケ植物 → 仮根でからだを固定する

7.シダ植物とコケ植物の共通点

シダ植物とコケ植物には、共通する特徴があります。

  • 種子をつくらない
  • 胞子によってふえる

この2つは、テストで比較問題として問われることがあります。

8.シダ植物とコケ植物の違い

項目 シダ植物 コケ植物
種子 つくらない つくらない
ふえ方 胞子 胞子
根・茎・葉 区別がある 区別がはっきりしない
根のようなもの 仮根

9.植物の分類を整理しよう

ここまで学習した植物を、ふえ方やからだのつくりに注目して整理してみましょう。

植物の分類イメージ

植物
├─ 種子をつくる → 種子植物
│ ├─ 被子植物
│ └─ 裸子植物

└─ 種子をつくらない
  ├─ シダ植物
  └─ コケ植物

植物の分類では、まず「種子をつくるか、つくらないか」を考えると整理しやすくなります。

10.分類するときは特徴を組み合わせる

植物を分類するときは、1つの特徴だけで判断するのではなく、いくつかの特徴を組み合わせて考えることが大切です。

例えば、種子をつくるか、胞子でふえるか、根・茎・葉の区別があるかなどを確認します。


【3ページ目】重要語句・一問一答

重要語句

語句 意味・ポイント
胞子 種子をつくらない植物などがなかまをふやすためにつくるもの
シダ植物 胞子でふえ、根・茎・葉の区別がある植物
コケ植物 胞子でふえ、根・茎・葉の区別がはっきりしない植物
仮根 コケ植物のからだを固定する根のようなつくり
種子植物 種子をつくってふえる植物
被子植物 胚珠が子房の中にある植物
裸子植物 胚珠がむき出しになっている植物
胚珠 被子植物では子房の中にある部分
植物体を支え、水や無機物を吸収する器官
根と葉をつなぐ器官
光合成などを行う器官
ゼンマイ シダ植物のなかま
ワラビ シダ植物のなかま
ゼニゴケ コケ植物のなかま
スギゴケ コケ植物のなかま

一問一答10問

  1. 種子をつくらず、胞子によってふえる植物には何がある?
  2. シダ植物は種子と胞子のどちらでふえる?
  3. コケ植物は種子と胞子のどちらでふえる?
  4. シダ植物には根・茎・葉の区別がある?
  5. コケ植物には根・茎・葉の区別がはっきりある?
  6. コケ植物のからだを地面などに固定する、根のようなつくりを何という?
  7. ゼンマイやワラビは何植物のなかま?
  8. ゼニゴケやスギゴケは何植物のなかま?
  9. 種子をつくる植物を何という?
  10. 植物を分類するとき、まずどのような特徴に注目すると整理しやすい?

答え・短い解説

  1. シダ植物やコケ植物。どちらも種子ではなく胞子によってふえます。
  2. 胞子。シダ植物は種子をつくりません。
  3. 胞子。コケ植物も種子をつくりません。
  4. ある。シダ植物には根・茎・葉の区別があります。
  5. はっきりしていない。コケ植物には、種子植物やシダ植物のような根・茎・葉の区別がはっきりありません。
  6. 仮根。からだを地面などに固定します。
  7. シダ植物。胞子でふえる植物です。
  8. コケ植物。こちらも胞子でふえます。
  9. 種子植物。種子をつくってなかまをふやします。
  10. 種子をつくるか、つくらないか。その後、からだのつくりなどの特徴を見て分類します。

よくある間違い

①「胞子」と「種子」を同じものだと思う

シダ植物やコケ植物は、種子ではなく胞子によってふえます。

② シダ植物にも根がないと思う

シダ植物には根・茎・葉の区別があります

③ コケ植物の仮根を本当の根だと思う

コケ植物の仮根は、からだを固定するための根のようなつくりです。

④「種子植物=花がある植物」と決めつける

種子植物は種子をつくる植物という分類です。被子植物だけでなく裸子植物も種子植物です。

⑤ シダ植物とコケ植物を混同する

どちらも胞子でふえますが、シダ植物には根・茎・葉の区別があることが重要です。

まとめ

植物の分類では、植物のふえ方やからだのつくりに注目します。

今回の重要ポイント

① 種子をつくる植物 → 種子植物
② 種子をつくらない植物 → シダ植物・コケ植物など
③ シダ植物 → 胞子でふえる
④ コケ植物 → 胞子でふえる
⑤ シダ植物 → 根・茎・葉の区別がある
⑥ コケ植物 → 根・茎・葉の区別がはっきりしない
⑦ コケ植物 → 仮根がある
⑧ 植物の分類 → 特徴を組み合わせて考える

前回の記事と合わせて覚えよう

植物の分類①
被子植物・裸子植物、花・葉・根などの特徴

植物の分類②
シダ植物・コケ植物、胞子、仮根などの特徴

①と②を続けて学習すると、植物の分類全体を整理しやすくなります。

ATOMS LABでさらに確認しよう

植物の分類は、実際の植物の写真や図を見ながら、「種子をつくるか」「胞子でふえるか」「根・茎・葉の区別があるか」などを比べると理解しやすくなります。

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更新日:2026年9月
対象:中学1年生・理科
教科書:東京書籍「新編 新しい科学1」P40〜P44