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2026-09-09 16:06:00

中学1年生・英語|Unit 1

中1数学「基本の作図」重要ポイント・例題10問|定期テスト対策

東京書籍「新編 新しい数学1」p.170~178の「基本の作図」を、定期テスト対策としてまとめます。

対象:中学1年生
教科書:東京書籍「新編 新しい数学1」
ページ:p.170~178
単元:5章 平面図形「2節 基本の作図」

■ 学習のポイント

  • 作図では、定規とコンパスを使って条件に合う図形をかく。
  • 垂線・垂直二等分線・角の二等分線の作図方法を理解する。
  • 作図の手順だけでなく、「なぜその作図でよいのか」という根拠も確認する。
  • 作図した図形の性質と「等しい距離」に注目する。
  • 75°などの角も、基本の作図を組み合わせてつくることができる。

■ 目次

  1. 基本の作図とは
  2. 交わる2つの円の性質
  3. 垂線の作図
  4. 垂直二等分線の作図
  5. 角の二等分線の作図
  6. 基本の作図を利用して角をつくる
  7. 例題10問
  8. 例題の答え
  9. よくある間違い
  10. まとめ

1.基本の作図とは

作図とは、定規とコンパスを使って、条件に合う図形をかくことです。

作図では、長さを測って目分量でかくのではなく、定規やコンパスの性質を利用して正確な位置を決めます。

ポイント
作図問題では「どこに線を引くか」だけでなく、なぜその線を引くのかまで考えることが大切です。

2.交わる2つの円の性質

基本の作図では、交わる2つの円の性質が重要な土台になります。

2つの円が2点で交わっているとき、その2つの交点を結ぶ直線は、2つの円の中心を結ぶ線分に対して垂直になります。

この性質を利用すると、垂線や垂直二等分線などを作図できます。

覚えておこう
交わる2つの円の中心を結ぶ線分と、2つの交点を結ぶ直線は垂直になります。

3.垂線の作図

ある直線に対して、指定された点を通る垂線を作図します。

3-1.直線上の点を通る垂線

直線上の点を中心に円をかき、直線上に2つの点をとります。 その2点を中心として同じ半径の円弧をかくと、2つの円弧の交点を利用して垂線を作図できます。

ポイント
「2つの円を利用して交点をつくる」ことが、垂線の作図のポイントです。

3-2.直線の外にある点を通る垂線

直線の外にある点を中心に円弧をかき、直線との交点を2つつくります。 その2点を中心に同じ半径の円弧をかき、交点と最初の点を結ぶことで垂線を作図できます。

4.垂直二等分線の作図

線分の両端を中心として、同じ半径の円弧をかきます。 上下にできた交点を定規で結ぶと、その線が垂直二等分線になります。

垂直二等分線の性質
線分の垂直二等分線上の点は、線分の両端からの距離が等しくなります。

たとえば、線分ABの垂直二等分線上に点Pがあれば、

PA=PB

となります。

5.角の二等分線の作図

角の二等分線は、角を2つの等しい角に分ける直線です。

5-1.作図の考え方

角の頂点を中心に円弧をかき、2辺との交点をつくります。 その2点を中心として同じ半径の円弧をかき、できた交点と角の頂点を結びます。

ポイント
角の二等分線上の点は、角をつくる2つの辺からの距離が等しいという性質があります。

6.基本の作図を利用して角をつくる

基本の作図を組み合わせると、さまざまな大きさの角を作図できます。

東京書籍では、p.177~178で75°の作図を扱っています。75°は、90°と60°などの基本的な角を利用してつくることができます。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

75°の考え方
90°と60°を利用して、
90°-15°=75°
のように、基本的な角を組み合わせて考えます。

7.例題10問

例題1
定規とコンパスを使って図形をかくことを何というか。
例題2
2つの円が2点で交わっているとき、2つの交点を結ぶ直線と、2つの円の中心を結ぶ線分はどのような関係にあるか。
例題3
線分ABの垂直二等分線上に点Pがあります。PAとPBの関係を答えなさい。
例題4
線分ABの垂直二等分線を作図するとき、AとBを中心として何をかくか。
例題5
角Aの二等分線は、角Aをどのように分けるか。
例題6
角の二等分線上の点Pから、角をつくる2つの辺までの距離にはどのような関係があるか。
例題7
直線の外側にある点Pを通り、直線に垂直な線を作図するとき、直線との交点を2つつくるのはなぜか。
例題8
垂直二等分線上の点が、線分の両端から等しい距離にある性質を利用して、線分ABの両端から等しい距離にある点を作図するには、何を作図すればよいか。
例題9
60°の角と90°の角を利用して、75°をつくる考え方を説明しなさい。
例題10
次の作図に使う基本的な作図を答えなさい。
① 線分の真ん中の点を求める
② 角を2つの等しい角に分ける
③ ある直線に垂直な直線を引く

8.例題の答え

例題1
作図
例題2
垂直である。
例題3
PA=PB
例題4
同じ半径の円弧をかく。
例題5
2つの等しい角に分ける。
例題6
2つの辺までの距離が等しい。
例題7
2つの円弧の交点を利用して、垂線の位置を決めるため。
例題8
線分ABの垂直二等分線を作図する。
例題9
90°-15°=75°など、基本的な角を組み合わせて75°をつくる。
例題10
① 垂直二等分線
② 角の二等分線
③ 垂線

9.よくある間違い

  • 定規で長さを測って作図する
    作図では、コンパスを使って等しい長さをうつすことが基本です。
  • 垂直二等分線=ただの垂線と思ってしまう
    垂直二等分線は、線分に垂直で、しかも線分を2等分する直線です。
  • 角の二等分線と垂直二等分線を混同する
    角を2つに分けるのが角の二等分線、線分を垂直に2等分するのが垂直二等分線です。
  • 円弧を適当にかいてしまう
    同じ半径で円弧をかくことが重要です。
  • 作図の手順だけを暗記する
    「なぜその円弧をかくのか」「なぜその交点を結ぶのか」まで確認しましょう。
  • 75°を直接測ってしまう
    作図では分度器で75°を測るのではなく、基本的な角を組み合わせて作図します。

10.まとめ

中1「基本の作図」ここをチェック!
  • 作図は定規とコンパスを使って行う。
  • 交わる2つの円の性質が基本の作図の根拠になる。
  • 垂線 → 直線に垂直な線を作図する。
  • 垂直二等分線 → 線分を垂直に2等分する。
  • 角の二等分線 → 角を2つの等しい角に分ける。
  • 垂直二等分線上の点は、線分の両端から等しい距離にある。
  • 角の二等分線上の点は、角をつくる2辺から等しい距離にある。
  • 基本の作図を組み合わせると、75°などの角も作図できる。
  • 「作図の方法」だけでなく「作図の根拠」も説明できるようにする。

基本の作図は、この後の図形の学習にもつながる大切な内容です。 まずは「垂線・垂直二等分線・角の二等分線」の3つを、コンパスを使って自分で作図できるように練習しましょう。

更新日:2026年9月3日
対象:中学1年生/東京書籍「新編 新しい数学1」p.170~178